ラジオを聞いて育った |
06月11日 (金) |
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残念ながらラボ・パーティはまだ無かった
『笛吹童子』とか『紅孔雀』とか
こども向けの番組もあったけれど
母の聞くラジオドラマも聞いていて
はらはらどきどきしていた
たとえば『君の名は』
『君の名は』は、昭和27年4月10日にNHKラジオで放送が始まり、
昭和29年4月10日まで続いたということだ。
毎回、ドラマの冒頭に入るナレーション
「忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ」
はすっかり覚えてしまった
『銭形平次捕物帖』で江戸の暮らしを学んだ
『平家物語』も続けられていて冒頭の有名な語りもそのころ覚えた
ラジオドラマの方がテレビドラマより心にいつまでも残るのは
ラボ・ライブラリーの場合と同じで
物語の映像を自分でつくりだすからだと思う
その後テレビドラマの面白さも知ったが
ラジオのドラマの面白さとは違う
テレビドラマの場合、
映像の中に、余計な情報が多すぎて
物語の推進力をかえって落とす、弱めるのであろうか
今のこどもたちは映像の洪水の中に生きているからこそ
ラボ・ライブラリーを聞く体験
自分で物語の映像をつくりだす体験は貴重なものだと思う
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Re:ラジオを聞いて育った(06月11日)
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Rinさん (2004年06月15日 00時38分)
実は私もラジオを聞いて育ったクチなんですよ。
おもちゃ屋さんで買えるラジオ、ちょっとばかり自分で作らないといけない部
分もある4×5cmほどの、イヤホンでしか聴けないラジオを手に入れたのが
小学生の時でした。
布団の中で、想像を膨らまして聴いていたのは『日本沈没』と『戒厳令の夜』
でした。
今でもその時のことを思い出すことが出来ます。
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Re:Re:ラジオを聞いて育った(06月11日)
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アスベルさん (2004年06月15日 15時18分)
Rinさんへ
これって鉱石ラジオでしょう
私もつくりましたよ
いつのまにかなくなったけれどできあがって
ラジオの音が聞こえたときのたときの嬉しさは忘れられませんね
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Re:ラジオを聞いて育った(06月11日)
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ちこらんたんさん (2004年06月18日 11時19分)
こんにちは。
目の具合はいかがですか。
ラジオ・ドラマですか。
そうですよね、私もテレビより残ると思います。
私の生まれた頃はもうラボがあったんですが、残念ながら子どものころ
は出会えず。
でも、テレビをあまり見ない家庭だったので、本を読んだりレコードを
聴いたりしてすごしました。(それと外遊び。)
今はビデオやケーブルテレビ、パソコンなど映像が氾濫していますけ
ど、やはり耳で聴いて想像をふくらます楽しさにはかなわないと思いま
す。
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