2021年の幕開けは大変なことになってしまった。
普通の年とは違うお正月。
まさに、われわれ一人一人が後世に語り継がれる歴史の年に生きている。
昨年の暮れ今年の干支の丑の木目込みをつくり、それと同時に「あまびえ」の人形も作って、息子と娘の家に送った。
今朝の朝日新聞の天声人語にも、「蘇民将来」という伝説の人のこととか、福島の赤べこにも疫病退散の願いが込められているとか、イギリスでペストの流行った時には「アダブラカタブラ」と書いて、玄関先にはったとか、どの時代にも、どこの国でも、大変な時には何かにすがりたくなるものだ。
人間はこれだけ科学、医療が進歩しても根本的には弱い存在である。
自己の知恵と思いやりで一人一人がこの苦境を乗り越えるより仕方がない。
今より少し気楽に人と笑いあえる日が来ることを祈りつつ・・・謹賀新年。
|