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窓辺の楽しみ |
12月25日 (水) |
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生活のあり方によって家具の配置も変えて毎日が少しでも心地よいようにと思う。
窓辺の楽しみ
私の毎日で多くの時間を過ごし、最も快適にいられるところを作った。
テレビが見られて、庭や家の前の道も少し見える南の窓辺にソファーの一つを置いた。
これが今の私の一番のお気に入りの場所。
朝、7時までには雨戸をあけ身支度を整えここに座って新聞を広げることにしている。
というのは、7時8分~10分くらいの間に近所の小学4年生と1年生の姉妹が家の前を通って登校する。 この二人を見送るのがなぜか私の楽しみになっている。
顔を上げて遠くを見てさっさと歩くお姉ちゃん。ランドセルが大きく見える一年生の妹が一メートルくらい後から必死についていくように見える。この辺りは小学校まで、30分近く歩かねばならない。
仲良く二人でおしゃべりしながら行く日があれば・・・
あれ? 今日はお姉ちゃんだけだ、…と心配していると1,2分後から妹がちょっと泣きそうな顔をして追っかけていく。きっと早く早くといわれても間に合わなくて、置いてけぼりをくったのだろう。
「いってらっしゃい!」とこの窓辺で見送れた日は、気持ちが落ち着く。
私はそれからゆっくり朝食。
朝食後もしばらく、この窓辺に座る。 日の光、雲の様子が私を楽しませる。
天気のいい日には、庭の木や草花が、私を外に誘い出す。
日中、暇があれば、この窓辺に何度も座る。
たまに通る車、宅急便の車、犬を散歩させる人達。
近所の奥さんがふっと私の顔を見つけると、立ち寄っておしゃべりをしていく。のどかな日々だ。
夕方も楽しみ。黄昏時の空を見るのが大好き。
当たり前の日が暮れ一日が終わる。
あたりまえの幸せに感謝できる窓辺でもある。
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