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子どもの日本語ってこんな感じ |
11月07日 (火) |
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「十五少年漂流記」を取り組み始めて2ヶ月。
時間の足らなさで焦り始めている私。
まぁ、毎年の心情。
子どもをどうにかしたいという気持ちを断捨離して、今のこどもを見つめる。
そんな大人の気持ちとは裏腹に、ラボっ子たちはまだまだ物語であそんでいる。
十五少年とわらやパーティのラボっ子と半々なかんじ。
まだまだ、十五少年にはみえてきていない。
ラボをやっていて気づいたこと。
それは、日本語が理解できていないこと。
十五少年漂流記のエピソード。
大統領選挙の場面。
「I will announce the result of the election.
選挙の結果を発表します。
Briant 8 votes, Doniphan 3 votes, Gordon 1 vote, and 2 abstenthins.
ブリアン8票、ドニファン3票、ゴードン1票、棄権2票。」
英語だと明らかにわかる。が、日本語だとつらつら並んでいるので、こう勘違いしたようだ。
「ねー、きけん君って登場人物にいたっけ?」
えっ?「きけん」って名前と思ったの?!
もう一つ。
「It was badly damaged, but the words on its stern were legible.
かなり傷んでいたが、船尾の文字は読めた。
Severn - San Francisco.
セバーン号 サン・フランシスコ。」
表現しているときに、妙にかがんでいると思ったら・・
「ねえ、背番号がついてるの?」
えーー、セバーン号っていうのが背番号と思ったんだ!
おもしろーーーー!
最近の若者の日本語は・・・、なんてよく聞くけど、きっとそんなの歴史を重ねてずっと語られていることなんだと思う。
で、ある程度言葉が話せるようになると、親は我が子が全部理解できていると勘違いしがち。
冷静に考えれば、言語の発達上ありえないのだが、伝えたい、わかってよ!という親の感情が優先される。
よって、「何度言っても我が子がいうことを聞かない!」「こっちが教えてるのに話をまるで聞いていない」と怒る親は周りに多く見られる。
明らかなコミュニケーションエラー。
表情、お互いの心の問題ももちろんありますが、言語さえかみ合っていない。
英語は、日本語の土台の上に乗っかるので、土台の大きさが影響する。
子どもの気持ちと共に、どのように日本語を育てるのか。
子守歌、絵本、読書、ラボライブラリーです!
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