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JIGSAW PUZZLE |
08月19日 (土) |
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大学3年生の孫娘。大学生と言えば自分の計画に忙しく、いくらでも楽しいことのある時代。
でも、お盆休みの父親に付き合って年をとって大分弱っている‘おじいちゃん’に元気を持ってきてくれた。
‘おじいちゃん’は運手をやめたので、私が一人日常乗るのは、軽自動車。
だからレンタカーをして、山の家へ出かけた。
町の家より気温が10℃くらい低く、クーラーも扇風機もいらない涼しさ。
テレビもないので夜は時間がたくさんある。
そこに! 孫のバッグからJIGSAW PUZZLEが出てきた。「魔女の宅急便」。
(中学生のころに買ったのか?)
「作ってみたいなと思って買ったんだけどずーっと出来なくて、そのままにしてあったからってもってきた!」
と言って、500ピースを床にひろげた。
(そうです!あなたにこんなパズルなんかやっている時間はないはずです。
いい時に持ってきたわね。
しかし、できても、どうやって持ち帰るのかな?)
彼女はジグソーパズル初心者。
出来上がりの絵を見ながら、分かりやすいピースを選んで、部分的に絵を組み立てていく。
家族の中で、ジグソーパズル経験者は二人。
そちらからは「外側から作るんだよ」とアドバイス。
確かに外側になるピースは、一辺が真っ直ぐ。角は二辺が真っ直ぐでよくわかる。
一晩目。中心部、Kikiの部分とあちらこちら部分的に組み合わされたピースがある状態。
彼女の頭の中では出来上がりのイメージはまだなく、できるだけ組み合わせて家に持ち帰るつもりだったらしい。・・・・・それは無理だ!
二日目。家族みんなが手伝い始めた。
外枠ができた!
53センチ×38センチ。ちょうど新聞紙のうえにおさまった。
うんと、出来上がり感がイメージできる状態になった。
家族4人が四方から頭をつき合わせ、「あった!」「できた!」と喜ぶ長い時間が続いた。
すごい! 10センチ四方が二か所ぐらいを残して次の朝となった。
最後はできるだけ彼女の楽しみ。残りのピースも少ないので、形を選ぶのも容易になっている。どんどん狭くなって・・・・
あと三つ! 二つ! ひとつ! できた!
よかった!
よかった、よかった。
車ならば、何とか新聞紙にのせたまま運ぶことができる。
家に持ち帰って、絵の上に糊を流した。
完成! 楽しい時間と達成感を感じて、彼女は帰っていくことができた。
新幹線で持ち帰るのは難しいから、糊を乾かしてまだ私の家にある。
彼女の部屋に飾られるのはもう少し先らしい。
完成した「Kiki’s Delivery Service」
以前に作った「あか富士」1000ピース
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