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家のお化粧 |
04月15日 (土) |
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一か月ほどかけて、家の外壁の塗装工事をした。
今は、近所に迷惑をかけないように、そして、そのほうが人工が少なくて済むから経済的だというのだが、大げさに家の周りにぐるっと足場を組んでシートで覆ってしまうので、しばらくは、うっとうしい。
庭には、フリージア、アネモネ、チューリップなどが咲きそろい、シートがはずされて、きれいになった壁が現れ、やはり気持ちがいい。・・・・・春が来た!
築50年近くになる木造の我が家は適当な期間でメンテナンスが必要だが、「もう、やらねば」と思いながらも、なかなかその時期が決められない。
色のおちた壁を見れば、業者は声をかけたくなる。
業者がパンフレットやメモを入れたり、声をかけたり、してくれても、そのタイミングというか、フィーリングというか、まずは断るほうが多い。
話にのり、やる気になるのは、その営業マンの良さというか運というか、私は私にあったフィーリングと「縁」だと思っている。
たまたま、向かいの家が先に工事をはじめ、その営業マンに声をかけられ、毎日来る職人さんたちを見ていて、やることになった。
足場も、取り外してすぐに前の家に持ってくるわけだから、お互いにいろいろと都合がよく、その分も気持ちよくサービスできたと思う。
古い家にあまりお金もかけたくないので、塗ってほしい部分、塗らなくてよい部分、など注文を付けて業者と駆け引きをする。
家には南側に鉄の階段がついている。
以前は、ラボっ子たちが軽やかに駆け上がり、今は私の友達「ばあさん」がとことこととのぼってくる。
この階段を私は、「塗らなくていい」と断る。
塗ろうと思えば素人でも塗れると思うから。
ところが、家を塗りおわったころ、職人さんは、
「これはすぐに塗れるから、サービスで塗ってあげるよ」と言って、塗ってくれた。
思い返せば、先回もそうであったが、家がきれいになったのに、その南に案外でんと存在を主張している汚い階段を、職人としては、そのままにしておくわけにはいかないらしい。
まさに職人気質か。
それを狙ったわけでもないが、本当にきれいになって私はうれしい。
窓から、ピカピカの階段、庭の花々を見て、のどかな春を楽しんでいる。
さて!・・・これから、…草取りも、楽しく、やるか!
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