草が伸びすぎて仕方がない今日この頃、それでも庭には楽しみがいっぱいある。
柿はきれいな黄緑色のかわいい形。キウイもかわいくぶら下がり、いちじくは数え切れないほどの実をつけている。

でもこんなところには、いやなものもいっぱいいる。
春、温かくなったと思えば、蜂が飛び回る。蜂の飛ぶ後を追って蜂の巣をみつけ、小さいうちに処理したほうがいい。
邪魔な石をのけて整地しようと思えば、アリの巣が! アリがもじゃもじゃと動き回る。
オクラを植えたと思えば、夜盗虫だろうか、根をきってしまう。
梅雨時、植木鉢の周りやコンクリートの上には、ピカピカと光る、粘る跡がある。
イチジクの木の幹にオレンジ色の泡のようなものが噴き出てきた。
カミキリムシの幼虫が入ったのだ。さっそくカミキリムシ専用の殺虫剤を幹の穴に注入する。
天気が良くなれば、クモの巣が目立つ。最近、クモの巣退治の殺虫剤も見つけた。
できるだけ彼らとも共存したいのだが、やむを得ぬ部分は科学的なものに頼って、楽に処理させてもらう。
∖殺虫剤やら、除草剤やらと、勝手にまいて、よく働いた!疲れたなぁ・・・と
家の中にもどったら・・・・
私が作った、細工物のかたつむりが、にんまりと私を見つめた。
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