近くの農家の畑から、引き抜いたばかりの玉ねぎと、間引きされたかわいいニンジンが届いた。
スーパーにはない食材だ。新玉ねぎは買うことができるが、抜きたての味は抜群で、葉の部分も外側をのぞいて食べられる。普通のネギよりも甘みがあっておいしい。
にんじんもこのかわいさが私は大好き。なまでサラダにしたり、葉の部分もてんぷら、つくだ煮、パセリ代わりにもできる。
一週間ぐらいたつと、「あら、こんなに大きくなったの」というくらいのニンジンが届く。
そしてやがてきちんと成長した人参ももらうことになる。私は、この農家の肥料と労働、自然の恵みに感謝して健康を保つことができている。
春のうちの庭には、フリージア、アネモネ、チューリップが咲き、毎日楽しませてくれた。
もうチューリップの花も終わり、来年のために球根の力を蓄えてくれるように私は肥料をやってまた次の花を楽しもうとしている。
こんな自然の恵みを感じて喜べる生活が普通に思っているのに、毎日報道される熊本を中心とした災害には本当に言葉を失い心が痛む。
何とひどいことだろう。なんどか訪れた九州。阿蘇山にもいった。とくに阿蘇のふもとの民宿「もしもしピエロ」に泊まった。その人たちは今どうしておられることだろう。
何とか、いちにちも早く治まってくれるようにと祈るばかりである。
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