『ききみみずきん』の巻き物と紙芝居 |
05月02日 (日) |
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今年度の国際交流の課題テーマは“The Happy Hearing Hood”「ききみみずきん」です。
動物を助けたお礼に恩返しという昔話の定番ですが、主人公のごんざは実に正直者の親孝行で素直な性格、日本の文化も盛りこまれたけっこう中身の濃いお話ですよ!
シャペロンで参加させていただきますので、私も地元の和紙(杉原紙)を使って紙芝居や、巻き物を作りました! 素語りの時にあるといいですね。
日本紹介タイムを“Japanese Day”と称してやってみたいと思っています。
ラボっ子の皆さんもぜひとも何か準備しましょう!!
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Re:『ききみみずきん』の巻き物と紙芝居(05月02日)
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がのさん (2004年05月03日 14時38分)
ほ~,巻絵と紙芝居。なかなかの力作だ!
巻絵はどれほどの長さになりましたか? 驚くんですよね,こういう描きかた
を,むこうの人は。地元で漉いた和紙があるんですか? その名は初めて知り
ましたが,上質なものなんですか?
夏にはシャペロンとの由。すばらしい日本のプレゼンテーションが見えてきま
したね。どうぞいい交流の旅でありますよう。その報告を楽しみにしていま
す。
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Re:Re:『ききみみずきん』の巻き物と紙芝居(05月02日)
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Lauraさん (2004年05月03日 22時05分)
がのさん
>ほ~,巻絵と紙芝居。なかなかの力作だ!
巻絵はどれほどの長さになりましたか? 驚くんですよね,こういう描きかた
を,むこうの人は。地元で漉いた和紙があるんですか? その名は初めて知り
ましたが,上質なものなんですか?
夏にはシャペロンとの由。すばらしい日本のプレゼンテーションが見えてきま
したね。どうぞいい交流の旅でありますよう。その報告を楽しみにしていま
す。
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巻き物は6m50cmほどになりました! インドにも巻き物文化があります
が、それは縦にまきあげていくようです。 私は鳥羽僧正作と言われている鳥
獣戯画絵巻が興味深く、京都の高山時寺に見学に行った事がありますが、他と
比べられないくらいの傑作です。 「かえるのごほうび」という絵本もあるの
で、なんとか楽しく絵巻物の文化を紹介できたらと準備しています。 興味を
示してもらえるといいのですが、、、。
和紙についてお尋ねですね。 はい、相当古い歴史がありまして、兵庫県加美
町の北部、杉原谷で紙をすきはじめたのは、七世紀後半と推定されています。
奈良時代、杉原紙は「播磨紙」と呼ばれ、他の地方より進んだ製紙技術で写経
用紙や薄紙を漉いていました。 紙の質はもちろん、生産量から見ても、日本
一の紙でした。 大正時代にいったんついにその幕を閉じましたが,昭和十五
年寿学文章(じゅがくぶんしょう)先生らが尽力され、昭和45年に半世紀ぶ
りに復元されたとのことです。 杉原紙研究所に先先月行って和紙も漉いてき
たんですよ!
良い交流ができますように頑張ります。
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Re:Re:Re:『ききみみずきん』の巻き物と紙芝居(05月02日)
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がのさん (2004年05月03日 22時39分)
Lauraさん
和紙についてお尋ねですね。 はい、相当古い歴史がありまして、兵庫県加美
町の北部、杉原谷で紙をすきはじめたのは、七世紀後半と推定されています。
奈良時代、杉原紙は「播磨紙」と呼ばれ、他の地方より進んだ製紙技術で写経
用紙や薄紙を漉いていました。 紙の質はもちろん、生産量から見ても、日本
一の紙でした。 大正時代にいったんついにその幕を閉じましたが,昭和十五
年寿学文章(じゅがくぶんしょう)先生らが尽力され、昭和45年に半世紀ぶ
りに復元されたとのことです。
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ありがとうございました。和紙にちょっと興味ありましたものですから。
今朝も千住博氏(わたしの家の近くに実家があります)の大徳寺別館(伊東
市)の襖絵70枚の制作のことをNHKテレビが放送しておりまして,和紙選
び,墨選びにたいへんな神経をつかっていることを知りました。あれはどこの
紙だったのか,はっきり云っておりませんでしたが。
(余計なことながら,寿学文章ですが,「寿岳」さんのことと違いますか。ダ
ンテの「神曲」を訳したりしていますが,この人にはたしか「紙漉村旅行記」
といった本も書いていたように記憶しており,その方面の通だったような…。
昔のことでよく覚えていないのですが)
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Re:Re:Re:Re:『ききみみずきん』の巻き物と紙芝居(05月02日)
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Lauraさん (2004年05月03日 23時22分)
がのさん
>Lauraさん
和紙についてお尋ねですね。 はい、相当古い歴史がありまして、兵庫県加美
町の北部、杉原谷で紙をすきはじめたのは、七世紀後半と推定されています。
奈良時代、杉原紙は「播磨紙」と呼ばれ、他の地方より進んだ製紙技術で写経
用紙や薄紙を漉いていました。 紙の質はもちろん、生産量から見ても、日本
一の紙でした。 大正時代にいったんついにその幕を閉じましたが,昭和十五
年寿岳文章(じゅがくぶんしょう)先生らが尽力され、昭和45年に半世紀ぶ
りに復元されたとのことです。
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ありがとうございました。和紙にちょっと興味ありましたものですから。
今朝も千住博氏(わたしの家の近くに実家があります)の大徳寺別館(伊東
市)の襖絵70枚の制作のことをNHKテレビが放送しておりまして,和紙選
び,墨選びにたいへんな神経をつかっていることを知りました。あれはどこの
紙だったのか,はっきり云っておりませんでしたが。
(余計なことながら,寿学文章ですが,「寿岳」さんのことと違いますか。ダ
ンテの「神曲」を訳したりしていますが,この人にはたしか「紙漉村旅行記」
といった本も書いていたように記憶しており,その方面の通だったような…。
昔のことでよく覚えていないのですが)
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はい、そのとおりです! がっくり、字を間違うなんて、訂正します。
研究所のとなりに寿岳文庫があって、「紙漉村旅日記」も展示されてありま
す。 「絵本 どんきほうて」もありました。
いつもトップページで透明感100%のみずみずしい花の写真を見せていただ
いています。 すごいですね! 朝の顔に見えます。
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