折り紙雛
2月、節分が過ぎて…3月となると近所の親しい人たちが散歩のついでにうちの二階に上がってきて、お茶を飲みおしゃべりをしていく時間が増える。
私が人形を飾っているのを知っているからだ。
ラボをやめて、ラボ・ルームがあいてから、私の作った木目込み人形をお雛様を含め、この時期に飾ることにした。
そしてこの時期私が毎年やることは、折り紙のおひな様を折ることだ。不思議と毎年新しく私のおひな様を喜んでくれる人ができるのだ。
この折り紙雛は、手が込んでいて、おりかたを教えてほしいといわれても、容易ではない。一体教えるのに一時間はかかる。根気のない人は音を上げる。
私はラボ・テューター時代から毎年海外のお土産用に折ったりして、おそらく何千体とおっていることになるだろうし、毎年折っているので、忘れることもなく、一体を15分ぐらいで折ることができる。
今年も50体くらいは折るだろう。近くのデイサービスの施設でお雛祭りのイヴェントをやることを知り、そのイヴェントに応援、協力を申し出た。参加者のプレゼントとして用意することにした。
ひなを折りながら、春近し、を感じる今日この頃である。
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