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ラボ・パーティ50周年に想う ❷ |
02月05日 (金) |
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(文集から)
たのしい・感動・心の充実
「楽しいことをするのはやさしい。系統立てて勉強するのもむつかしいことではない。
でも、一生懸命楽しくやって、その先に、系統立てて勉強したのとおなじように、いやそれ以上に広い知識として身についているというのはどうであろうか。そういう充実した活動にしていこう。」
と、中高大生一人ひとりが考えることにしました。
今個性を大切にと言われながら、個性も活力もなくなるような状態にこどもたちは置かれがちだと思いませんか。もっとやる気を持つこと、自分の考えを持つこと、活力を持つことが大事だと思います。
「かにむかし」の発表を終えて、舞台を下りてきて、一番に言った言葉は「たのしかった!またやりたい。」というのでした。そう、たのしい、ということは、またやりたい、につながります。このことばは、なによりも、こどもたちをいい顔にしました。
キャンプなど、日常から少し離れると、新しい体験があります。そこには日常にない感動があります。
海外のホームステイ、異文化体験となると、さらにその感動も大きくなります。
感動に胸膨らめば、活力がみなぎり、いろんな力もわいてきます。そんな力がうまく活用されれば、あらゆる方向にその人の興味や力は伸びていくでしょう。
日々成長する子供たちと、楽しい、充実した活動を組み立てながら、物語に感動できる柔軟な心身を育てていきたいと思います。そしてそれを見守る大人としては、こどものことば、こどものしぐさにも、その輝きを見逃さずこどもに学び、感性を保ちたいと思います。(1995/12)
「創造と想像の泉」
夏のオーストラリアから
冬の日本へやってきたマーニー
麦畑の地平線に夕日が落ちる、広大なアメリカ大陸
インディアナからやってきたミッシェル
笑顔と言葉が心ししみる
深まる理解と広がる世界
様々の出会いの中から
発見する新しい自分
より心豊かでありたい
より高めたい人間性
新しいものを創造する
開かれた世界に想像の翼をはばたかせて
ファンタジーでものを考える
創造的人間
大人になるために失いそうになるものを
自らの手で大切につかみ取り、育んで
自分の中のひらめきとして、創造と想像の泉として
たくわえていきたい
{たくさんの「あなた」とともに}
ものがたりの うみに あそんで
ひろい世界に とおい むかしに
考えること 共鳴すること
おどろくこと 発見すること
そんなにたくさん すてきなものを もらったら
わたしのこころも 深くすきとおっていなくては
あなたと ともに よろこび
かんじ かんがえ 話し合い
おどって うたって 笑って 泣いて
きょうは なんの役? どんな世界?
そんなに いきいきと かがやくことばに出会ったら
わたしも 生き生きと かがやいていなくては
とおい国から やってきた ともだち
みしらぬ国に 旅立つ あなた
おおくの人の 親切と 愛と理解
おたがいが やさしさの中から 学びあい
ああ うれしい 出会いと感動
わたしの 心も 広く豊かに 大きくひらいていなくては。
これらのすべてを うけとめられるように
(ひとりのテューターとして)
* * * * *
おとこの子って なんでできてる?
おとこの子って なんでできてる?
カエルにカタツムリ 子イヌのしっぽ
そんなもんで できているのよ
おんなの子って なんでできてる?
おんなの子って なんでできてる?
さとうにスパイス すてきなもの ぜんぶ
ラボって なんでできてる?
ラボって なんでできてる?
せかいの お話 そして友達 たのしい出会いふしぎな出会い
そんなもんで できているのよ
ラボっ子って なんでできてる?
ラボっ子って なんでできてる?
ちえとセンス 豊かでやさしい心とことば
そんなもんで できているのよ
ぼくのパーティって なんでできてる?
わたしのパーティって なんでできてる?
やさしいなかま たのしいなかま うたやお話 元気なテーマ活動
そんなもんで できているのよ
(1994/ 当時10歳のラボっ子の作)
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