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ラボで学んだコミュニケーション力を生かして |
02月01日 (月) |
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今日はテューターをしていて本当によかったなぁと実感することがあった。
井上パーティスタートメンバーのT君が遊びに来てくれた。夏の合宿ぶりである。
4年前に高校を卒業し、年長から13年続けたラボも修了して、社会人として巣立った。娘しか育てたことのない私にとって、彼は貴重な第一世代の男子ラボっこ。男子の育ちはこういうものなのかな~と思わせる彼の動きと日々の過ごし方に少々戸惑いつつも楽しませてもらった。とにかく遊びが好き、友だちがスキ、工作がスキ。
もちろんラボのテーマ活動もスキで、キャンプ、国際交流、中高生活動、シニアメイト活動とどれも体験していった。ラボのイベントにはだいたい彼の姿があった。
小6くらいまでは体も小さい方で、しゃべり方もたどたどしくたよりない感じだったのに、中学から高校に入るあたりで体も精神的にも急成長を見せおおお~!とびっくり!
友人でもある彼のお母さまに「子どもをほめること、チャンスを与えて、待つこと」を私の方が教えてもらったような気がする。
そんな彼に社会に出て、ラボやっとってよかったな~と思うことはどんなこと?
と尋ねてみた。ヤンチャ盛りの「かいじゅう男子小学生」ラボっこの扱い方も聞いてみたくなった。
「あ~いろいろあるね~」としゃべり始めた。「まずはね、初めてあった人にも自分から話しかけることが自然にできる、これはキャンプのおかげやね。」と話すと同席していた三女も深くうなずく。「キャンプの一日目の自己紹介は小学生のころは結構苦痛やった。知らない子と出会い、友達になっていく経験の積み重ねがあったから、今は自分からどんどん人にも話しかけて先輩からも助言をもらってスキルアップもできる。新入社員が入った時も緊張をほどいてあげられるしね。」
「テーマ活動とかは、どう?」「もちろん役に立っとる。テーマ決めとか一つの話に決めるとき、役を決めて発表にむかうときも我慢したり、ゆずったり、自分の立場を考えて発言して行動できんとうまくいかんよね。中高生活動でも人との関わり方をいっぱい学ぶことができたと思う。」「テーマ活動で人間関係のポジショニングを学んだってわけね!」
小学男子との付き合い方も教えてくれた。「彼らの土俵にテューターとしてまずあがることやね、彼らを懐柔することが大事。外から、上から叱って押さえつけてもいうこと聞かんよ~!」ですって。「は~~かいじゅうを懐柔ねぇ。子育てもしてない君が何でそんなことがわかるの?」「そりゃ、シニアをやらせてもらったからよ!」とT君。
「ラボは小学生で辞めたら、何も変わらんと思う。高校まで続けたら見えてくる。」「テューターも親も辞めさせたらもったいないってことやね。」と私。
「こうやってことばにしたら、自分でストンと落ちたような気がする。」とT君。
もっと話が聞きたかったけれど、夜のママ会もあったので3時間くらいで我が家をあとにした。さっそく君の話を伝えるね。この次は第1期生のOGOBを囲んで父母会ができたらいいなと思ったことでした。
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