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第1回目合同 |
11月06日 (金) |
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先週日曜日、ようやく第1回目の合同ラボを行いました。
この時期に第1回目・・・ですが、どのグループも毎週のパーティ活動でたくさん「西遊記」の物語を楽しんできたので大丈夫!
毎年そうですが、小1以下の小さい子グループのラボっ子たちは、どの子も緊張しています。
お部屋に入るのをためらう子、入ってもお母さんの服を離せない子、服どころかガッツリと離れない子・・。
時には、普段と違うメンバー、場所にワクワクしたお顔でお部屋に入る強者もいます。
自分のお気に入りの大きい子を見つけて駆け寄っていく子は、安心ですね。
と、まあ、毎年毎年同じ光景です。
こういう時、兄姉がいる子は強いですね。
普段、きっと家ではケンカもするであろう二人が仲良くくっついていたり。
本当に心強いのでしょうね。
家族がいる嬉しさを感じられる貴重な場所だよね。
下の子は得だな~。
一人っ子さんたちは、この時ばかりは人生修行と思って頑張ってもらいたいと思います。
たくさんの子たちと触れ合うばかりでなく、人間ウオッチングできる場所は貴重です。
一番気になるのは、小さな弟妹と一緒に来て、お母さんと弟妹にバイバイを言ってお部屋に入る子。
「ここは私の居場所!みんなとラボ出来ていいでしょ♪あなたも大きくなったら入れてあげるよ♪」となっている子はいいのです。
が、置いていかれる・・・。弟妹は今からママと何して遊ぶんだろ?という子は悲しくなるかもしれません。
普段から、上の子に愛情をたっぷりかけてあげてくださいね。
たっぷり愛情を注いでも、下の子をうらやむ気持ちは芽生えるもの。
上の子だって、生まれてわずか数年。
お兄ちゃんだから、お姉ちゃんだからといわず、応援してたくさんお話を聞いてあげてくださね。
幼児ラボっ子ガンバレ!!すぐ慣れるからね。だんだん気持ちが楽になるよ。
今年初めてさんも、来年になったら先輩だしね♪
大きい子で、小さい子に寄り添ってくれる子がたくさんいるのもラボのいいところです。
周りを見れる子、気遣いが出来る子、小さい子の輝きや可能性を大事にしてくれる子に育てることこそ、英語と共にラボで私が大切にしていることです。
なので、積極的な子は助かりますが、入会時に気が弱くてお部屋の隅にいる子ほどウエルカムです!
さて、前置きが長くなりましたが、1回目の合同、たくさん動きました。
一度通して動きました。
各グループで取り組んできた表現で動いています。
ごっちゃごちゃです。
小麦粉、お砂糖、バター、卵、ついでにカボチャやサツマイモやゴマなんかも一緒にビニール袋に入れて、掻き混ぜた感じ。
ごっちゃごちゃで、いったい何をしているの?何が出来るの?状態でした。
そして、パパパッとグループ分けし、話し合い。
動いてみた感想をシェアし、各グループで深めてきたところを発表し合いました。
そして再び通して動きます。
幼児ラボっ子さんは2時間だったので、最後まで通して動けず3分の2くらいで解散。
みんなとの西遊記に慣れる。
合同の場所に慣れる。
まあ、そんなところでOK!
その後、1時間で小学生以上で再び通して動きました。
来た時よりも、ちょっと形になってきました。
袋の中身が、クッキーの生地なのかな?出来そうかな?と思えるような感じです。
さて、次回の合同まで3週間もあります。
生地を寝かせる時間はたくさんあります。
ライブラリーが流れる空間で生活し、週に一度のグループ活動で物語を深め、次回合同ラボで会いましょう。
春に入会した幼児ラボっ子のお母さんが、やや不安そうでした。
「先生、何にも言わないんですか?」
「これで大丈夫なんですか?」
「毎年こうなんです。大丈夫です!発表会を楽しみにしていてください!」とお答えしました。
子どもは大丈夫!ラボっ子は大丈夫!
毎年経験を重ねてきた大きい子たちがいるから大丈夫!
どんなにたくさん聴き込んでも、私の狭い発想なんて子どもの無限大のイメージに比べたら小さいもの。
どんな子でも、私よりはお耳がいいことは確か。
私のイメージを押し付けてやらせても仕方がない。
子どもたちから湧き出てきたイメージを表現して、自分たちで作り上げた!仲間がいたから出来た!ということを毎回経験してほしい。
今しばらくは、私は”待ち”の状態を続けたいと思います。
受け身でない、主体的に考え動ける弱者にも優しい人間を、テーマ活動で育てたいとラボ・パーティは考えています。
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