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国際交流 |
09月17日 (木) |
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今夏、ユタ州へ1ヶ月ホームステイした中2のりょうまっち。
それはそれは、素敵なご家庭に受け入れしていただきました。
帰国報告会のための原稿にも、楽しいことがズラリ。
「ねえ~、つらかったこととかホントにない?」
「ない」
「ねえ~、英語で苦労したとかない?(彼は日本語も少し滑舌がよわいです)」
「ない」
「兄弟げんかとか、親子げんかとかなかった?」
「ぜんぜん!」
「ホストマザーが優しくて、ホストにやきもち焼かれたとかない?」
「ぜんぜん!」
全く何にもなかったようです。
りょうまっちは、1年半前に山口から移籍した子ですが、素直でとても優しい子です。
少々シャイなところもありますが、穏やかでニコニコしていい子です。
運命の女神さまが、いいところへ引き合わせてくださったのでしょうね。
先週戻ってきた国際交流ノートを見て驚きました。
日記のページには、過去のホームステイ参加ラボっ子の一言メッセージが印刷されています。
毎日書くことになっているページですので、どの子もこれらのことばで励まされたのではないでしょうか?
その印刷されている文の上に、ママの一文が2ページおきに書かれているのです!!
あ~、母も優しいな~。
感激しました。
りょうまっちのホストファミリーや親戚の方々はとても穏やかで最高のお人柄のようでした。
また、彼自身がのんびりしていて少々鈍感力のあるところも、功をなしたのかもしれません。
しかし、いいことばかりではありませんでした。
りょうまっちのホストファミリー決定の連絡は、出発前日の午後でした。
すてきなホストファミリーとの出会いは、決定が遅くてドキドキハラハラした数か月分のご褒美なのかもしれないと思いました。
決定が遅いりょうまっちを、ずっと励ましてきましたが、彼はいつも私を逆に励ますかのように、ニコニコとして、ホストが決まらない状況を受け入れているようでした。
ステイの1ヶ月は、出発までたくさんがんばったりガマンしたご褒美なのかもしれないね。
プラスマイナスで同じ。
必要なことが、必要な時期にきちんと起こるんだね。
さて、もう一人、大学からホームステイに行ってきたクレ。
彼は、大学の募集でテストにパスし、オーストラリアへ2週間行ってきました。
なんと、大学側が参加費を支払うので、無料参加!!!
これも、クレが学業も頑張ってきたご褒美です。
で、ホームステイや留学を経験しているので、2週間のステイなんて軽いもの。
英語もわかるし、昼間は語学学校へ行かせてもらえるし、シドニーだったため週末は街歩きも楽しんで、冬のオーストラリアをエンジョイしてきたようです。
参加した他の大学生たちは、やはり会話さえも四苦八苦だったようです。
また、ほとんどの子が文句が多かったのが印象的だったようです。
文句・・・、「ご飯がおいしくない」など、つまり異文化に対する免疫が弱いのです。
もちろんクレは、日本との違いも受け入れて、楽しんできたようです。
異文化ウエルカム~だよね。
そして、ラボの国際交流の経験の大切さを仲間に話してくれました。
みんな~、いつか参加しようね!
そして、国際交流だけでなく、普段の生活でも、苦しい事・つらい事・異文化を「受け入れる」ということを大切に過ごしたいなと思いました。
国際交流も、国内交流も、ホントみんないい夏だったようです。
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