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高山散策 |
08月17日 (月) |
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毎年夏の暑さが耐え難いものになってきた。涼しいはずの高山市でさえ、30℃を超える日がある。
高山市街地から30分の荘川は、高山市に含まれるようになったのだが、標高が1000メートル余りあるおかげで、10℃ほどの差がある。
この夏も、21℃から24℃で、クーラーもうちわもなく過ごすことができた。
この荘川にお盆休みのころは家族が集まるのが恒例となっている。
18歳になる孫が生まれる年に建てたロッジは、家族のほかにもいろいろな人を招いてたくさんの思い出を作ってきた。
家族で過ごす夏も、孫の年齢によって過ごし方が違ってくる。このロッジを根城に近隣の町を訪れたり、動物と触れ合えるところ、物づくりのできるところ、などなど・・・・・
さて今年、どこへ行こう! と考えて、…一番近い高山でいいや、ということになり高山散策となった。今までは、高山で買い物をしたり、簡単に車の駐車ができるところですましていたようだ。
私自身はなんども高山の古い町の観光をしているし、街並みのあちらこちらを絵にしようと、歩き回った町でもある。観光客で込み合う店を見て歩くのなど、中学生の男子が楽しめるのかと、少々案じていたが・・・・・
小雨の高山。古い町並み「上三之町」を中心に、観光地図を片手にぞろぞろと観光客の一員となって歩いた。
私にとっては2,30年前の懐かしい店。私のキャンバスに収まっている店も、張子の動物、和の小物・うさぎ尽くしの店も、味噌づくりの店、酒屋、などみんなそのまま。
でもなんとなくどこかが変わってどこか新しさが加わっている。そして「なに、これ!」と驚いたのはあちらこちらにできている行列。 それはみな食べ物や。
若い観光客はおいしいものとなれば、並ぶことをいとわない。ネットで調べ、遠いところからも食べにくる。
一番人気は飛騨牛の握りずしのようだ。飛騨牛の肉まん、おやき。飛騨牛コロッケ。 みたらしだんご(醤油の味が香ばしい昔ながらのもの、えごまをくわえた今風のものなど)。あちらこちらでのテイクアウトの食べ物は中学生を十分に楽しませてくれた。
超シニアの夫婦は半分は喫茶店で休むことにしたが、最後にまた行列の高山ラーメンをたべて、散策の終わりとした。
中学生は「喰い疲れた!」というくらい満足してくれた。
私は町が若い観光客であふれ、キャンバスの中の店も当時より新しさと活気に満ちていたのがうれしかった。
高山の店先・3部作 (油絵・30号)
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