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ガンピーさんのふなあそび |
04月23日 (金) |
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ヘレン・オクセンバリーに、先に触れてしまったが、私たちはJohn BurninghamのMr Gumpy's Outing を持っている。私は「えほんぶんこ」と名づけて、好きな本を集めていた。その中に、The Quangle Wangle's Hatと、BORKAもあった。当時は、この2冊に特別な思いを持っていたわけでなく、むしろQuangle Wangleは、エドワード・リアの文で、面白い絵だなあ、と思っていた。
やがてラボに、「ガンピーさんのふなあそび」がはいるころ、「え!?」と気がついて、あらためて見ると、BORKAの見返しには「FOR Helen」とあり、The Quangle Wangle's Hatの方には、「For John」とある。これらは二人の処女作だと思うし、こんなことに感激した私は、ますます二人の作品を買うことになった。
バーニンガムさんの絵本はたくさんあるけれど、私は、BORKA(The adventures of a goose with no feathers)と、TRUBLOFF(The mouse who wanted to play the balalaika)が、特に好き。これらをパティーで読んであげると、「へえー、こんなお話を書く人なんだ」と、ガンピーさんのやさしさをさらに身近に感じてくれるように思われた。
ーーーガンピーさんはいい人だから、いろんな動物が「のせて!」といってきます。ガンピーさんは絶対いやだとはいいません。はじめてガンピーさんに会った人でも、お友達になれると思います。ガンピーさんは、世界中の人と、友達になれると思います。---S子(小6)
バーニンガムさんとは、思い出が多く、岐阜の鵜飼にお付き合いする機会があり、そのとき長良川から山を見て、「ああ、これは北斎のやまですね」といわれた。見慣れている山を、思わず見直した。
そしてテューター仲間とイギリスへ行くことになり、そのことを彼に伝えて、できたらお会いしたいというと、「その日は、あいにく旅行中で」ということ。
それはそれとして、イギリスに行き、たまたまそのときお願いした車の運転手が、バーニンガムさんの家がわかるというので、いらっしゃらなくても、家だけでも見たい・・・ということになった。
「ここだよ。ここだよ」とわいわい。家の中でなにやらわからぬ日本語で騒がしいのを聞いたら、誰でものぞいてみるだろう。テラスにひょっこり一人の男が現れた。バーニンガムさんだ。「あら、いらっしゃったんだ」「きてよかった!」
バーニンガムさんも、予定を繰り上げて、昨日帰ってきたばかりで・・ということだったが、彼にとっては、とんだハプニングとなった。お庭を見せてもらったり、お茶を飲んでお部屋を見せてもらったり。彼らの作品の生まれる環境の一端を知った感じだった。
彼の部屋の壁には、小さい紙がいっぱい貼られている。スケッチやプロット的な下絵のようなもの。思いついたものを描いていき、構想を練って仕上げていく、といわれていた。
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Re:ガンピーさんのふなあそび(04月23日)
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返事を書く |
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さとみさん (2004年04月24日 14時59分)
先日はおひさしぶりにお会いでき、嬉しかったです。(総会の時)ゆっくりお
話を伺う時間がなくて、残念でした。総会はテーマ-ごとにブースが分かれて
いて、私が選んだのは“古きよき時代”。テーマ-活動をひとしきり動いた後
で、大御所テーュ-ター達(ゴメンナサイ。ベテランテーュ-ターと書くべ
き?)の『古き良き時代談義』になり、本当に本当に一冊の本にまとめられる
程の内容でした。その中で、「バーニンガムさんの船あそび」や、その後の「バ
ーニンガムさんとティ-タイム」の話しも出ました。ノンフィクションなだけ
に、ただただ感心して盛り上がる話に聞き入りました。ちゃこ先生もあの場に
いらしてくだされば、、、いつか、本当に本を出されたらいかがですか?この
HPの日記、がのさんとのやりとり等まとめるだけでも、充分読み応えがある
ものになりそう…^^
“BOLKA”、“HAT”どちらも私も大好きな本ですが、、気づきません
でした.ふたりでささげ合っていたのですね…いいなあ。なんか、そう思うと
ふたりにしかわからないメッセージを本の中にこめているんですかね?二冊の
絵本、早速、もう一度、よーく、くいいいるように見てみよう。
それにしても、子ども達の声をよーく留めてあるのですね。とらえておかなけ
れば、空に消えていくものを、こうして、きちんと留めて、「心の声の束」に
してある。宝物ですよね。すこしづつでも、ここで、シェアして下さることを
感謝します。
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