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読み聞かせの秋 |
10月10日 (金) |
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読書の秋、読み聞かせの秋♪
夜がしだいに長くなり、お布団に入る時間もそれと共に早くなります。
読み聞かせをしていても手が冷えることもなく、掛け布団も心地よい今の季節は、就寝前の読み聞かせが本当に心地よい時間となります。
ここの所まめに日記を書いています。
私が日記をマメに書くのは、ヒマだからではなく、パソコンに向かう時間が長い、実は忙しい時なのです。
つまり現実逃避というか、ちょっとした息抜きタイムなのです。
で、今日は、毎晩の寝る前の日課となっている読み聞かせからの気付きを書きます。
ナナは、小学生になってから、寝る前の読み聞かせの本が俄然分厚くなりました。30分はかかります。
長女の時はずっと絵本だったと思います。
絵のない昔話の本の時代もありました。
いつまで読んでいたのか記憶にありません。が、長く読んでいたと思います。
学校はゆとり教育でしたが、それほど読書に力を入れているようには思えませんでした。
ナナは、小1時代は、毎日クラスの全員で並んで図書室へ行き、1冊ずつ借りるというスタイルでした。
問題を解く授業などで、時間が余った子は、その後静かに図書室で借りた本を読んでもいいということもあり、あまり家には持ち帰ってきませんでした。
字が読める嬉しさと、今まで出会ってきた名作絵本以外のカジュアルな本にも出会いました。
少し厚い本を借りるようになって、時間内には読めず、ちょっと漫画チックではありますが、「まじょ子」シリーズなどを持ち帰ってきていました。
へえ~。そういう本が読みたいんだ~と、すこーしだけ寂しくなったのを記憶しています。
で、その頃から、読み聞かせが長くなってきました。
小2時代は、最低週に一度はクラス全員で図書室へ行く時間があったらしいです。
確か借りれる数も2冊だった気がします。
そして小3になり、女の子だからかかなり遅めですが、あの人気の「かいけつゾロリ」シリーズを始め、探偵ものなど似た長さの本を次々読むようになりました。
原画のムーミンやスヌーピーも、難しいちょっとシュールな日本語にも関わらず、楽しいようです。
もちろんキャベツくんなどの幼いころの絵本もまだまだ大好きです。
イギリス文学とかファンタジーものも、もっと読んでほしいなあ~。ナルニアも全巻読んでほしいなあ~と思ってはいますが、まあとにかく暇があれば本を開くのが習慣ナウといった感じです。
学校から借りてくる本が2冊。
県図書館から、私とナナで10冊×2人分=20冊。
市図書館から、 〃 。
家は本だらけです。
で、就寝前の読み聞かせタイムも、何の疑問もなくゾロリシリーズも持ってきます。
ムーミンとかコマ割りだし・・・。どこを読んでいるのかわかってるのかなあ?わからなくてもいいのかなあ?と思う日々。
長い・・・、
そしてとても眠い・・・(+_+)。
そんな気持ちもありながら、しかし、心地よい秋の夜長、今日の本はどんな話だろう?と楽しみでもあります。
ニコニコと寝る前に本を持ってくるのがいつまで続くのか・・・と思ったりもします。
寝る前にあの長さのものを聞くということが、私はずっと疑問でした。
普通は聞きながら眠るでしょ?!
読んでいる私が眠くなる時がほとんどですが、そんなときもじっと聴いています。
途中でどうしても、「ごめん~~!!!今日はもうダメ(..)続きは自分で読んで・・・」と頼むと、あきらめて隣で寝ころびながら読んでいます。
「読めた~!」という満足そうな声でぼんやり意識は戻りますが、「最後まで読んだんだ~」と認識すると、すぐに爆睡となる私。
※ここまで読んで、一人っ子子育てだから読めるんだよ~と思われた方、本当にそうです。
決して比べないでくださいね♫
一回り年の離れた子どもを育てている私の環境ゆえです。
ですので、兄弟で寝る時間が違って読み聞かせなんてムリ!
たくさん子どもがいて、そんなどころじゃないわよっ。という方、
それはそれで、利点がたくさんあります。
こどもが自ら選ばない本を聴ける。
感想を分かち合える。
反応が違っておもしろい。
読む子側になる子が現れる、などなど。
我家流いいところを探して実践してみてくださいね。
我家は、姉妹でも一回り離れており、環境は一人っ子。
ですので、どうしても発想が独りよがり。
我がまま、気まま。育ちが少ないなあ~、甘ったれだなあ~と思うこともしばしば。
でも、マイナスに目を向けていてもいけません。
我家だからできることをプラスに考え、実行するのみ!です。
また、人との関わりで少ない分を補ってくれるのがラボ活動であり、本であり、読み聞かせである、そういう考えの私の文とお知りおきくださいネ。
さて、どうしてあの長さのものをじっと聴けるのだろう?
どうして最後まで眠くならないのだろう?
どうして読んでほしいのだろう?自分で読んだ方がペースがつかめるし、わかりやすいのに?
と、いつも思うのです。
が、なんとなくこの頃、読んでほしい気持ちがわかるようになりました。
よく一般的に言われる、読み聞かせは愛情を得ることが子どもには大きい、ということもあるでしょう。
また、同じものを共有する嬉しさもあるでしょう。
しかし、それ以外にもっと大きなことに気づきました。
先日、何かの文で、「人は視覚の影響が8割」と読みました。
こどもは耳がいいです。
それが、だんだん視覚の影響を受けるようになります。
すると耳が衰えます。
ラボママのみなさんは、ラボの物語ライブラリーを流していても、「知らない間に終わってた!」
「子どもが指摘するまで、物語が最後まで行ったのに気付かなかった」
「最初はいつもわかるのに、すぐに家事など他の事に気をとられ、物語の結末がまったくわからない」
などと聞きます。
私もかくいうその1人です。
読まないと納得できないというか、読んで初めてわかることがほとんどです。
しかし、子どもはちがうのです。
それはいつもラボママのみなさんにはお伝えしていますね。ですから、
「子どもが遊んでいるときでもラボのCDを流しておいてくださいね~」
「他のことをしていても、子どもはすべて聴いているから、乱暴な言葉が多いTV番組には気を付けてくださいね」といいます。
読み聞かせを求める気持ちは、その心地良さ、耳の良さなのでしょう。そう思いました。
まだまだ、自分で読むより、聞いた方が楽。聴ける耳であること。なのでしょう。
我家はTVがないので、強烈な視覚的影響はあまりない家だと思います。
そして、夜な夜なラボパーティはありますが、それでもTVがない分、ヒマです。
TVがないからヒマな時間にちょっと読んでみる。
お絵かきやお手紙書きよりも、楽しい読み物に出会ってしまう。
そして読書好きになる。
まさに、今の彼女はそんな感じです。
今日もきっと寝る前に持って来るでしょう。
ラボが、遅い時間まである金曜日ですが、明日は休日の為もちろん読み聞かせタイムはOKの日です。
そして、パーティ活動でぐったりした私とは裏腹に、じっと最後まで聞くのでしょう。
どうして聴けるのか?どうして絵が少ない本をじっと聴けるのか?
それは、お耳で集中して、イメージを膨らませているからなのでしょう。
うらやましいお耳だ。
こどもが「読んで!」と持って来る間は、ぜひ読んであげてください。
私の個人的な経験からくる推測なので、確かなこととは言い切れませんが、きっと”お耳が良い””聴ける耳であること”という証拠だと思います。
多読するようになった頃、同じように主人が本を読むようになりました。
ハリーポッターにハマり、今5巻目にいってるみたいです。
やはり、子どもを育てているのは、ことばもですが、それ以上に親の背中ですね。
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Fumieさん (2014年10月17日 13時57分)
最近、「絵本で子育て」講座の講師として協働センターや保育園に呼ば
れます。
寝る前に1冊の絵本が読めないようであれば、生活を見直してください
ね~ と伝えています。
ママの声で眠りにつける子ほど、幸せな子はいません。
いつも気付きのある日記をありがとうございます。
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Re:Re:読み聞かせの秋(10月10日)
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返事を書く |
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わらBさん (2014年10月20日 05時01分)
Fumieさんへ
多方面で精力的に活動しているのですね!
大先輩のFumieさんには陰から支えていただいているのを本当に感じま
す。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
その元気の源は、今日の報告会でもお聞きできるでしょうか・・?
とても楽しみです♪
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