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言葉は道具 |
06月08日 (日) |
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今日は、息子がお世話になっている藁谷パーティの父母会でした。
そこでいただいた資料になるほどと思うことがありましたので要約してご紹介します。
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ハサミという「道具」をもっていれば、紙を切るのはたやすいが、もっていなければ難しい。
ハサミがあるかないかで作業の手際は違ってくる。
言葉という「道具」をたくさんもっていれば伝達は簡単だが、あまりもっていなければなかなかうまくいかない。
たくさんの言葉をもっていれば抽象的な思考をまとめることができるが、少なければ難しい。
言葉(語彙力)があるかないかで人に自分の考えや思いを伝えたり、自分の考えをまとめたりできる内容が違ってくる。
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「子どもの言葉の力は何よりもお母さんにかかっている。」
そう言われるとドキっとしますね。
幼児をもった専業主婦が一日に使う言葉は、200~300語。
小学校6年間で習う新出漢字は1006字なので、それと比べても圧倒的に少ないことが分かります。
では、どうしたら子どもの語彙力、言語能力を伸ばしてあげられるか。
それは、もうとにかく使ってあげることだそうです。
湯飲みはコップではないし、茶碗はお皿ではないのです。
絵本の読み聞かせもとてもいいと思います。
主語・述語がきちんと出てくるし、少し複雑な文章も絵を見ながら理解できる。
普段の生活の中では使ったことのない表現が出てきて、それが逆に生活の中に根付くこともあります。
言葉の力は一生必要な力です。
小さなうちから、たっぷりの愛を言葉にも注いで、手をかけ目をかけ子どもを育ててあげたいですね。
ちなみに、ラボの物語CDは英語と日本語で語られています。
子どもには難しい日本語もたくさん出てきますが、何度も聴いたり体で動いてみたりするうち、その語のもつイメージをつかみとっていきます。
我が子には、日常会話、読み聞かせとともにラボの物語CDで、豊かな言語環境を整えてあげたいと思っています。
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