幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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オオクニヌシ 04月14日 (水)
 今、家を新築中の親しい人に、新築祝いにお人形を作ってあげようといった。どんなのがお気にいるか、パンフレットを見せて選んでもらった。彼女はいろいろ迷ったあげく、「やっぱり床の間には風格のある「大黒様」をもらうわ。」といった。だからこれから、その大黒様を作らねばならぬ。
 大黒様といえば、本当に何時ごろからこのお姿になったのだろう。後の世の人たちの、勝手な、自分たちに都合のいい想像が、床の間に飾って、福を呼び、財を呼ぶように、うちでの小槌まで持たせてしまったのだから。昔の人は、たくましいと思う。ラボのオオクニヌシも、最後を大黒様を知らない子はないだろう、と結んでいる。

 子供たちも、[国生み」に出てくる人物では誰が好き?--というと、オオクニヌシとやまさちひこ(ホオリとはいわない)という小さい子が多かった。

ーーーオオクニヌシは、とても情け深い人です。ウサギの話を聞いてやり、いい方法を教えてやりました。でもオオクニヌシはとてもかわいそうだと思います。八十神やスサノオに殺されてしまいそうになりました。でも、いいことをしておれば、きっといい事が起こると思います。どきどきしていても、必ず助かります。荒野に連れ出され、火を放たれて、どうしていいかわからぬときも、ねずみが出てきて助けました。ねずみのいった言葉が面白いと思います。「内はひろびろ、外はきゅうくつ」。この物語には、いっぱい不思議な言葉や、なぞのような言葉が出てきます。---Y君小6

ーーー僕たちの周りにも、このウサギのような人もいるし、八十神みたいな人もいる、---因幡の白兎、として知っている物語、その中に出てくる大国主命の本物の話で、(この言い方が面白いと思う)やさしくて我慢づよいオオクニヌシが、いろんな困難を仕掛けられて、それを切り抜け、成長していくところがすごいと思うし好きです。。僕たちが知っている大黒様はこのオオクニヌシの姿だと思いました。---T君小6

 オオクニヌシは、いろいろな悪巧みにも、ぎりぎりまで我慢して、それでも相手が自分への攻撃をやめないときは、痛快に立ち上がってやっつける。戦えば勝つ力と知恵を内にもちながら、できる限り我慢して、争うまいとする。真の勇気とはどういうものかを教えてくれているのだろう。

 
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Re:オオクニヌシ(04月14日) >>返事を書く
がのさん (2004年04月15日 11時53分)

日ごろの無礼をお詫び申し上げます。
多世代をつなぐ地域活動としてやっておりますふれあい読書会,きょうの午後
はトーマス・マンの「トニオ・クレーゲル」を素材に,市民的凡俗さとアウト
サイダーとしての芸術家のあいだ,何が幸福なのだろうか,といったあたりを
しゃべってくることになろうかと思っています。
そんなことから,このところこの作家のものをいくつか読むうち,「ヨセフと
その兄弟たち」,あの途方もない大長編にぶつかりました。とてもとてもあの
大部を読む根気はいまのわたしにはないのですが,聖書物語でふれるかぎり
で,「創世記」の終わりの十数章をなすこのヨセフの物語がオオクニヌシの物
語と部分的によく似ているということに気づきました。
もちろん,その両方のあいだに影響関係があるなどと考えているわけではあり
ません。それにしても,両方とも,読み始めたらやめられないおもしろさがあ
り,小説も及ばないスリルに満ちていますよね。
利発な末っ子のヨセフとオオクニヌシ。さまざまな奇跡によって危機を脱しま
す。親がこの賢いヨセフ(オオクニヌシ)を偏愛するあまり,兄たちの妬みを
買い,策略に落ちてエジプトに売り飛ばされます。兄神たちのいじめで焼けた
石を抱かされたり,ヘビやサソリのうじゃうじゃいる穴に閉じ込められるな
ど,つぎつぎにひどい目にあわされるオオクニヌシ。
ヨセフはそのあと,逆恨みから無実の罪を着せられ投獄。しかし,その悲運の
ドン底状態を卓越した知恵でひっくり返し,エジプト王にとりたてられる。揚
句には副王にまでなり,7年におよぶ大豊作・大凶作を予言して国の危機を救
う大活躍。かつては自分をいじめた兄たちの困窮も救うなどして,運命の不思
議,神の摂理の不可思議さを語るものだったように思います。
これがのちの「出エジプト」の歴史的複線になっていると見ています。
まあ,似ているからどうということもないのですが,機会があったらふたつを
対比させながら改めて読み直してみるのもおもしろいかな,と思ったような次
第。
失礼いたしました。
Re:Re:オオクニヌシ(04月14日) >>返事を書く
ちゃこさん (2004年04月18日 21時37分)

掲示板の使い方もわからなくて大変です。
お読みいただいていて恐縮です。
ラボをやめて五年。もういいかげんに、ラボルームの整理をしようと思
ったとき、目にとまるものに見入ってしまったり、いろいろな想いがこ
み上げてきたり、整理になりません。書くことは、その身辺を整理する
ことになるかも・・・と思っている次第です。難しいことはかけませ
ん。責任あることは現役に任せて、私は勝手にやらせてもらいます。そ
れにしてもメカに弱くて画像もいれられませんし、お返事も苦手です。
悪しからず。今後もよろしくお願いします。
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