|
|
|
|
|
[一覧] << 前の日記 |
次の日記 >>
|
考えること・思いつくことの楽しさ |
05月17日 (土) |
|
遺産整理などという商売ができるような現在。確かに遠く離れたところで大切な人がなくなり、その残されたものを整理しなければならなくなったときは大変だろうと思う。
同居していた両親が亡くなった時、やはり大変な思いをしたものだ。貰い手がなくても捨てられないものがたくさんある。法事のたびに、パッチワークで仕立てたバックや、布草履にリフォームしたりして、喜んでもらってくれるものにしたときは、少しでも故人のものを役立てることができたとほっとしたものだ。
それからも、私の今やっていることは、戸棚や引き出し、押し入れの奥、小屋の中、と何年も手づかずにいるところを整理することだ。すると思わぬものが出てきたりして、驚いたり、喜んだり、そして、「さ~て、これをどうしようか。」と考え、勝手にどうでもいいような仕事を作って忙しがっているのだ。
今回忙しく作ったものは、キューピー人形に洋服を着せることだった。
身長5センチに小さなキューピーがいくつか出てきた。その一つに、レース編みの帽子が編みかけのままでついていた。
思い出してみれば、姑さんは、大きなキューピーに冬は毛糸あみの服を、夏は水玉の甚平とパンツをはかせて飾っていた。
小さなキューピーに服を着せ始めた。レース糸で編んで帽子やスカート、パンツもはかせ、どんどん楽しくなってくる。
時々昔のいろんなことを思い出しながら、こんなことも、故人の何よりの供養だとも思いながら。
同じ服でなく、一人ひとり考えて着せるのがすごく楽しい。
5センチの裸のキューピー。布レースを利用したおしゃれなドレス。少し大きい子には着物を着せた。
色軍手の指を利用していろいろな服に。
レース編みの糸でいろいろ変化をつけて帽子、スカート、ズボンを編んで着せた。
布、フェルトでいろんな変化。ネクタイをした男の子、金太郎の腹当てをして甚平を着た子が傑作だと思うのだが。
姑さんが飾っていた大きなキューピー。
|
|
|
<< 前の日記 |
次の日記 >>
|
|
|
|