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物語を感じ取る |
04月28日 (月) |
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こんにちは、ラボ・あらかわパーティ テューターの荒川明美(みけさん)です。
今日は2歳の子が「物語を感じる」ことについて書きたいと思います。
2歳の我が子(あこちゃん)は、ラボのお話を聞くのが大好き!
特に好きなのは「はらぺこあおむし」と「ロージーちゃんのひみつ」です。
あこちゃんは日常の会話(日本語)はだいたいできます。
でも、たぶんお話の内容は分かってないと思います。
お話の中に出てくる言葉を聞き取っては
「あ、いま あめっていったね。」
「かさっていったよ!」
「あ、one two threeっていったね。」(one to tenは覚えている)
などと言っています。
ことばの力はまだまだ大人にはとても近づけないあこちゃんですが、
あこちゃんは、物語(英語と日本語+音楽)を「音」で感じ取っているようです。
今日「ジョン万次郎物語」を聞いていたときのことです。
最初の男の人の話し声を聞いただけで、
「こわい。」
嵐の部分にさしかかると、
「こわい、こわい。(消して!)」
うーむ!
あこちゃんにはストーリーは分からないはず。
でも、ちゃんと「感じて」いるんですよね。
英語も日本語も音楽も感情がこもっている。
感情のこもった「音の響き」にあこちゃんの体は反応して「こわい」と感じたり、「心地よい」と感じたりするようです。
事実、「ロージーちゃんのひみつ」のときには、軽やかな音楽に合わせてくるくると踊り回って感じた「音」を表現しています。
ラボのお話を聞くと、「音の響き」を「感じ取る力」が育つんだなーと気づかされました。
自分にとってこれは心地よい、これは怖ろしい、これは悲しいなど、自分の気持ちを素直に感じ取れることが感性なのかなとふと思いました。
ラボのお話をたっぷり聞かせて、「音の響きを感じ取る」ところから、「物語の核心まで深く感じ取る」また、「それを自分なりに表現する」ところまで成長していってもらいたいと思います。
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