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正解のない答え |
04月02日 (水) |
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4月に入り桜満開、花粉全開といったところですね。ももいろが美しく、入学式が多い来週月曜まで咲いていてくれるといいな~と思うばかりです。
さて、私はいつも早起きするとまずラジオのスイッチを入れます。(CDライブラリは子どもが起きてからスイッチポンをしていますので。)
5:30~5:50はFMを聞いているのですが、いつもその時々のゲストが社会的なお話を語られるので、家事をしながら興味深く耳を澄ませています。
今日は、日本の教育についてでした。
現在進行中のママラボ会の資料とあまりにも重なるところが多いため、思わずパソコンを立ち上げ速記しました。
話されていた内容の一部は以下の通りです。
・日本人のトップクラスが国際会議に行っても、その日本人のほとんどは発言をしない。これは英語力の問題でなく、話す事がないため。なので、通訳をつけても、それは変わらない。
・その原因は、ずーっと続く学校教育が問題であるから。
正解を探り、○をもらえないと怒られるという現代の学校教育に原因がある。
・正解のあるものは、暗記ばかりの作業だから、考えることができない。
その結果、いざ大学に入ってもレポートが書けないなどが起こっている。
・正解は1つしかないと決めてかかり、融通が利かない「正解主義」、前例のないことはしない「前例主義」、そして「事なかれ主義」、この「三位一体」に学校はからめとられている。
・日本の学校で成績が良くても、想像力がなくコミュニケーションができないのが今の日本人。
しかし、社会に出れば正解のない答えばかり。
1960年以降に生まれた人が中心の世の中になってきている今、そのひずみが出てきている。
80年以降に生まれた人が中心の世の中になれば、少しずつ良くなっていくだろう。
・日本が不況で会社が倒れる、リストラされる、総理が1年ごとに交代、などなどで、どうしていいかわからないから自分で考えられるようになる。
政治家が頼れないから自分でやるしかない、と考えるようになる。
それが今の日本。
上記の内容を、ラボに引き寄せて考えてみる。
ラボっ子が毎週取り組んでいるテーマ活動は、まさに正解のない学び。考える力を育てています。
そして、キャンプ、ホームステイの一ヶ月は、自分ひとりでやるしかないの連続。
ステイ後ラボっ子が大きく変わるのは、そういうところを通ってきているからだと思います。
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