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ラボ・ライブラリーに感動! 03月19日 (水)
 こんにちは。ラボ・あらかわパーティ、テューターの荒川明美(みけさん)です。

 春のテューター研修で取り組むお話を決めるため、いくつかのCDを聞いています。

 その中で、ものすごく感動したラボ・ライブラリーがあるのでご紹介します。


 C.W.ニコル作 「サケはるかな旅の詩 The Song of The Salmon」です。

 
 内容は、サケが川で生まれ、海まで行き、また生まれた川に戻ってきて命をつなぐというだれもが「知識」として知っていることです。

 それが、この詩を聞くと、自分がサケとともに海まで旅をしているような、サケになったような気持ちになるのです。

 ただ川で生まれて海まで行って帰ってくる、そういうことではない、自然の大きさ、偉大さ、厳しさ、あたたかさ、つながり続ける命の力強さ。

 そういうものが「どーん」と押し寄せてくるようで、もうことばにできないほど引き込まれてしまいます。



 すべての命は自然の中で生かされつながりあっている。



 
 こんな当たり前の事実もこの物語に出会うまでは「知識」の枠を出ませんでした。

 私たち人間の暮らしが、いかに自然の当たり前の営みから外れてしまっているかを考えさせられました。
  
 

「ことば」や「物語」の持つ力はすごいです。


 

 
 C.W.ニコルさんはたまにテレビなどで見かけます。ひげのおじさんという印象。

 ラボとはラボの創設時から付き合いがあり、「たぬき」「日時計」「フォークソング」などなど数多くの作品をラボに提供してくださっています。
 
 イギリス出身で、北極探検の経験が何度もありイヌイット語が話せるとのこと。エチオピアの国立公園の園長をされていたときには地元ゲリラ軍と戦ったこともあるそう。
 
 現在は長野県の黒姫ラボランドからすぐ近くに「アファンの森」という森を管理されているそうです。
 
 そういう経験がもとに「たぬき」や「サケはるかなる旅の詩」が生まれていたかと思うと感慨深いです。


 

 ラボ・ライブラリーを聴いていると「いかに生きるつもりか」と問いかけられていると感じることが多々あります。

 ラボっ子たちも、命のつながりや、自分はその中でいかに生きるかということをきっとラボ・ライブラリーを聴きながら思うときがあるはず。

 自問自答や葛藤やジレンマや他者との対話が心を耕し、より心豊かに生きていけるということにつながるのだと思います。

 「サケはるかなる旅の詩」は「はだかのダルシン」のセットに入っています。

 ぜひ耳を傾けてください。

 
 
 
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