幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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表現のお仕事 03月02日 ()
 OGが、大阪USJで働き始めました。
あっ、娘ですが(..)。
一週間という超短いリハーサル期間を終え、パークデビュー♪
この週末には、無事初任給をいただいたようです♡

1~2月は、学校、卒業制作の舞台、引っ越し、そこに仕事でスゴかったらしいです((+_+))。
しかし、お客様で混み合う春休みのデビューはキツイので、これはこれでいい時期だったのでしょうネ。

 さて、彼女、キャラクターに入っておもてなししています。(何のキャラクターかというのは、企業秘密♡)
※キャラクターと呼ばれるこのお仕事。庶民的単語を使うと、”着ぐるみ”です。
誰でも出来そうですが(失礼!)、しかし、実のところはオーディションを勝ち抜いて得た職というわけで、キャラクターというのはなかなか奥が深く大変なようです。

・暑い・・・法律で30分出演したら休憩となってるらしいです。が、一回終わると汗が絞れるほどで、毎回着替えます。
夏になるとどうなるんだ~???

・重い・・・キャラクターによっては10キロほども。肩こりや腰痛にならないのか~?とにかく体力勝負!

・視野が狭~い・・・視力の良さも必要で、とにかく狭~いのぞき口から園内を見て、状況をとっさに判断しなければならない。

・素・・・キャラクターの人形は何体もあるものではない。とても大事な人形を丁寧に扱うため、必ずすっぴん、つめを伸ばしたりマニキュアなどは完全禁止。地味なんです。

・狭い・・・閉所恐怖症の人は絶対できないらしい。最初コスチュームを身に付けたときは、水中でおぼれたような、身動きできない息苦しい感じで、過呼吸になりかけたとか・・・。
やってみて、自分は閉所恐怖症だった・・・(-_-)と気付き、泣く泣く辞める人もたまにいるとか。


そして、表現力!!!

しゃべれません。
手・足・首の動作も限られます。
ものによっては手足も自由に動かせるわけではありません。
その限られた中で、喜怒哀楽を目いっぱい表現します。
三つをこなしているので、特徴をつかんで演じ分けなくてはなりません。

まだグリーティングのみで踊ったりはしてませんが、めいっぱい”表現”がお仕事になっていて、ラボが生きているようです♡
よくラボっ子たちはゼスチャーゲームとかやりますが、まさにその世界だね~。

また、パークに来られるお客様は老若男女、いろいろです。よく見て個々の対応をすることが求められます。
人と触れ合うのが好きなのは必須。
そして、お客様に振り回されないように、臨機応変に動かなければなりません。

どの仕事でもそうでしょうが、特にこの仕事は穴をあけることはできないため、体力一番、日ごろからの自己管理能力が求められます。

 あと・・・。ビックリしたことが一つ。
今までキャラクターというのは、一緒に写真を撮るためという位置づけで、来園者は整然と並んで、写真を撮るのを待つ、と思っていました。
ディズニーなどはそうらしいです。

しかーーし、USJはキャラクターの考え方が他園と違うのです!(私も初耳)
キャラクターは、お客様と触れ合うトモダチ♡♡
写真のために並ぶのでなく、いろんな人をつなげる役目なんだそうです。
きれいに並んで写真を待っているお客様たちには、一緒に遊ぼうよ~!写真もみんなで撮ろうよ~♪と誘うという考えなのだそうです。
だから、整然と並んで大人しく写真を撮るのではないのです。
※年賀状の写真としては、期待できないかもしれません。

なので、USJに行き、お客様同士が、「あっ、あの人割り込んできたわ!マナーがなってないんだから~。並んでちょうだいよ~!」と思うのは、実は見当違いなのだそうです。
知らなかったよ~((+_+))
人と人が触れ合うためにキャラクターがいるのだと。

そして、それは、仕事としては非常に高度なことを求められるけれど面白いんだって。
へえ~。
そういうわけで、USJのキャラクターは一番表現力を求められ、人と人をつなぐ役割を果たし、日本のテーマパークのキャラクターの中では最高峰なんだそうですヨ。

がんばれ~(*^_^*)
そんなお仕事ができて、とっても楽しいというのが嬉しいです。
とてもラッキーでした。

電車通勤の彼女は、お仕事帰り、偶然同じ電車に乗っているお客様が話をしている声も聞いて、楽しんでいるらしいです。
「今日の○○、細かったよね~!」
”あ~!!私のことだ!声かけたい~。う~。でもかけれない~”
と、思いながら帰るそうです。

 みなさん、もしUSJを訪れたなら、ぜひキャラクターにくっついて話しかけてみてください。多分キャラクターたちは嬉しいと思います。
そして、いろいろ表現してくれると思いますよ♪
まさに、ラボで身につけた「表現力」を生かした仕事といえるでしょう。

ラボテューターとして、親として、ラボっ子が自分のやりたいことを見つけ、それをお仕事にできたことは、本当にうれしく感謝でいっぱいです。
何がそれを導いたのでしょう?

それは、
あきらめず、まじめに努力したこと。
健康管理を第一に考えたこと。
夢に向かって頑張っている先輩たちがたくさんいたこと。
その三つが運を引き寄せたんだと思います。

親もテューターも、応援することしかできません。
しかし、その子そのものを応援することはできます。
彼女の場合は、身長がわりと低いことが功をなしたのです。
もし背が低いことを否定的に見ていたら、自信を無くすばかりで自己肯定感が下がり、チャレンジ精神がなくなり、今の彼女はなかったでしょう。
踊ったり表現することが好きな子だったので、学校のあまりよくない成績には何一つ口出しせずにみてきました。
ひょっとして学校の成績が中くらいだったら、さらに良い点を求め塾に行かせたり、普通科高校へ行かせたでしょう。
普通科の勉強を避け、好きな保育科の高校へ行ったことも、今の仕事に生きています。
学生時代、学校の勉強に時間を費やしたら、せっかく勉強したのに・・・と、親も子ももったいない精神が出て、高校卒業後の進路に、フリーターになる確率が高いダンスの学校は選ばなかったでしょう。

それもこれも、その子の興味、その子が好きなことをやるのが一番伸びることだという考えがあってのこと。
それは、ラボ活動や中学生での一ヶ月ホームステイで、親子で学んできたことが大きいと思います。
違うからこそいい。
いろいろでいい。

人の幸せに役立つ仕事。
一生モノの仕事。
何か社会的に大変なことが起こり何もなくなったときも、最小限のもので周りの人をホッとさせることができるような技能。
それが、私が子育てしていくうえで一番大切にして、子どもに身に付けてほしいと思ってきた能力です。
(これは、ラボの国際交流の自由課題のときに意識してほしいと私は思っています)

いろいろなお仕事が世の中にはあります。
ともすると、給料の額、ネームバリューで仕事を選んでしまいがちです。
それはそれでいいかもしれません。
が、低い収入でも楽しい仕事をやってみようとチャレンジすることは、若い人の特権です。
うらやましいぞ~。その若さ♡
どうか、ラボっ子たちが自分が好きで一日やっていても飽きない事に出会えますように。
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