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教務研修(ギルガメシュ) |
06月16日 (月) |
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数年ぶりに東京より尚代Tを招いての教務研修がおこなわれた。新刊より「ギルガメシュ王ものがたり」にとりくむ。人類最古の文字・・・一番はじめに人類はどのようにいいたいことを伝えたのだろうか。ボディランゲージでやってみた。同じ動作でも受け手が違うと解釈がずいぶん違うことがわかった。
次に、紙粘土を平たくし粘土板として、割り箸で 自分なりの文字を発明?してみた。もちろん全員がユニークな文字を描いた。解読はなかなかできない。発明した人の説明をきいて納得するのである。次に、その粘土で「エンキドゥ」を創った。まさに、「創った」である。神話や聖書にでてくるように、自分たちで、人間ににせて彼を創った。神になった気分である。
できたてホヤホヤのCDに一喜一憂しながら、役になって場面を表現していった。おもしろかったのは、みんな役の好みが違うこと。私はいつも役で言えば、ゼウスや帝や公爵夫人、ハートの女王、フックのような役を好む。ほかの人もきっとそうだろうと思って役をとるのを遠慮したりするときもあるが、ほかの人たちは、アリスだったり、シロウサギだったり、ピーターだったりするので、不思議に思う。だれも、ギルガメシュ王の役をとらないので(というか無理やり?)ギルガメシュ王をやった。おもしろい。城壁から落ちる瞬間からエンキドゥに助けられると、自分の人格がかわっていくのだ。なんともいえぬ気持ちである。
尚代パーティでは、新刊ライブラリーが届くと「儀式」がおこなわれるそうだ。まちにまった新刊をラボっ子に手渡し、その場で封をきり、本を手にする。すべてのCDを聴き、これは自分のライブラリーだと認識する。私は、今まで何と申し訳のない渡し方をしてきたことだろう。このように渡し、新刊を一つ一つみんなの心に残していけば、「はやく家に帰って聴かなくちゃ」になるはずだ。あの続きをききたい。と思うであろう。
そのほかにも、たくさんの絵本を読んでいただき、そこにこめられた深い意味を知ることができた。「本もライブラリーも、もっているだけじゃだめなのだ」まさにその通り。いかにして、「家に帰って聴かなくちゃ」というラボにするか。楽しく充実した教務研修となりました。早速 紙粘土とわりばしだ~!
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