新年
「あけましておめでとうございます」
こんな挨拶を今年は何度しただろうか。
仕事やその人の立場によって、さまざまであろうが、ごく普通の人間生活として考えて、新年の過ごし方や挨拶は、多様化し、変わってきたと思う。
私自身の周りの人との関係でいえば、松の内までぐらいは、出会うと
「あけましておめでとうございます。旧年中はいろいろとありがとうございました。今年もよろしくお願いします。」とやっていたものだ。
それが・・・こんな挨拶は三が日くらいとなり、
さらに・・・「おめでとうございます。今年もよろしくお願いします」と簡略されてきた。
今年は、人との出会いも減ったのか、とくに挨拶の機会がなかったことに気が付いた。
正月は、普段離れて暮らす家族が集まる。日ごろ老夫婦?の静かな暮らしに慣れている身にとっては、彼らが帰った後は、まさに台風一過の状態と言える。しかしその短時間のかかわりしか出来ないからこそ、その時間を最高に有意義に過ごそうと考えるのだ。
お節料理もできる限り手作りし、部屋も飾って新年の雰囲気を作り出し、時間の許す限り孫の相手にもなりたいと思うのである。そんな中から、失われていく昔の風習も話題として広げていくこともできる。
干支の午(木目込み)
ねこの七福神(押し絵細工)
弁財天 毘沙門天
大黒天 恵比寿
福禄寿 布袋 寿老人
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