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男の中の男 |
11月14日 (木) |
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国際宇宙ステーションの船長に選ばれた、ラボっ子OB若田光一さんのお話をラジオで聞きました。
若田さんは、仲間から「THE MAN(男の中の男)」と言われているそうです♡
人間性が認められてこそ、船長が務まるというものです。
この船長の役目、今まではアメリカ・ロシアの方がほとんどで過去にはベルギー・カナダから1名ずついただけ。
若田さんは歴代3番目のアメリカ・ロシアでない国籍の方です。
すばらしいですね♡
さて、ラボのCDライブラリは物語で英語と日本語が語られています。それは、英語の上達はもちろん、人間性の向上も目的としています。
さらにすごいことは、物語を深め、テーマ活動(身体表現)するところにあります。
物語を読んだり聞いたりすることも大事ですが、それは日常生活で誰でもできます。本を読んだり、そういう人に出会ったり。
ラボは、一つの物語をみんなで話し合います。登場人物の性格や考え方、気持ちも話し合います。
ラボの活動の楽しさはそこにあります。
そして、それを身体表現(劇のような動き)で、実際声を出し体で表します。もうバッチリ気持ちが入り、そのイメージが焼付きます。
これこそ、ラボっ子の人間性が高まる大きな役目です。
また、ラボっ子たちは悪いものも大好きです。子どもですから♡
悪い役をやったり、そのセリフを言うときは気持ちよさそうです。
でも、ラボの活動で英語と日本語のことばを真似て、そういう人間になるかというと、決してそうではありません。
悪い奴の最後を物語の結末として見ているので、絶対そういう風に生きたいとは思わないでしょう。
いわゆるストレス発散ですね~。その役をやったり言ったりしてスカッとしたいという。
時には悪いことも言ってみたい、やってみた~いと思う、隠された悪魔的なところ、子どもはどの子も持っています。
でも現実にはそれはできない・・・。やっちゃダメ。
そういう、理性も育ちます。物事の結末を学んでいるから。
いろいろな物語で多くの登場人物に触れると、カッコよく生きたいと思わずにはいられません。物語は、卑怯な人やずるい人などは、最後には滅亡します。
英語と共に、いかに生きていくかが刷り込まれます。
悪いことをしたときに親が叱るよりも、できるだけ悪いことをしないような人間に最初から育てておく方がラクですね。
怒ることや叱ることに使うエネルギーを他のことに使えば、子どもとの関係性もより良くなります。
ラボライブラリの中の男の中の男は、それはそれはたくさんいます。
今週末の支部発表で観る「はだかのダルシン」や、国際交流に参加のラボっ子たちが読む「ジョン万次郎」、今私たちのパーティが取り組んでいる「ナルニア国物語 ライオンと魔女と大きなたんす」のアスランとか。
そういうものに触れて育つラボっ子たちは幸せです。
そういうものに出会わせてあげることは、親から子へのことばの宝物を贈っていることになります。
THE MAN・・・、きっとサムライ魂ですね。
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