はだかのダルシン その⑯ 中高大生の想い |
11月09日 (土) |
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今日は合同パーティでした。1時間前に集合する中高大生の皆さんは
本当によく頑張っています。
みんなが来る前に短い時間でしたが「はだかのダルシン」という物語から受け取るメッセージについて話し合いました。
答えのない問題に対して自分の想いをことばにするという事は普段の生活ではあまりないことですが、ラボでは常にそういう場を与えられ考える力と心を育てています。
おはなしのテーマについて
岳樹:ラグダさまの「今、お前は自然の子になった。これから野生の兄弟たちを
よく見彼らのことばをよくきき礼儀正しく接しなさい」というセリフがあるが、
自然を敬い自分の事だけを考えずに生きる事
グンダーの自分の利益のために動くという自己中心的な考え方とダルシンの自然や
周りの人々の事を思う気持ちの対比
美咲:国の王としての素質をラグダはダルシンに与えたかった
拓海:自然が神聖であること
菜緒:ケルトイの人々は当時、文字を持たず森や山の秘密を詩に込めてうたってきた。
そういう文化がずっと伝えられてきたということを伝えたい
ダルシンははだかになる前は何でも与えられ、生きる事に苦労はなかったが
はだかになって自然の中に放り出されて、いままであたりまえだと思っていた事が
あたりまえの事ではないということをはだかになって気がついた。
杜道:2話でダルシンが目が覚めたとき、「ああ、ラグダさま!僕は・・・生きている」
と生命を感じさせることを言っている。
人間の世界で生きていると生命を感じることはあまりないが、自然の中に身を
投じることで、生命をより感じることになった
「生きている」という実感をラグダはダルシンにさせたかったのではないか
さっき菜緒ちゃんが言っていたように生きていると言う事はあたりまえでない。
厳しい自然の中において、生きる事の大切さを伝えたかったんじゃないか
空 :ケルトイの人々は自然を大切にしている。グンダーは目に見えるものにしか
敬意を払わず、グンダーがもし王になったらケルトイの伝統や誇りが消えてしまう
王になるには自然とひとつになり、敬意を払える人になって欲しい
それぞれ考えて出てきたことばには力がありました。
今日は欠席の高校生が多く、音楽CDで動けませんでしたが
小学生のすごーーーく元気なテーマ活動に勇気をもらいました。
今日はダルシン2話を聴いて来ることになりました。
そして今日午後からはいっぱい笑ったので、明日の公開発表は
リラックスして物語を楽しみましょう!
おまけ・・・
お昼はママたちが作ってくれたお弁当でパワーを回復!
ゆっくり味わって食べる子たちには常に高大生がそばにいて見守ってくれています。
片づけが終わるまでそっと寄り添う彼らの優しさに癒されます。
休憩時間はまるで兄妹!!
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Re:はだかのダルシン その⑯ 中高大生の想い(11月09日)
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えぷろんさん (2013年11月12日 15時57分)
先生のお手紙や日記で取組みの様子がよ~く分かります。「はだかのダ
ルシン」、こんなにすばらしいお話に出会えた子供たちは幸せだなぁと
思います。
そして、年下の子に寄りそう我が子の優しい姿。家ではなかなか見られ
ませんが(笑)。ラボ活動に関わる時間、家での取組みも、パーティの
時間も、そして休憩時間も、すべてがとっても大切な学び合いの時間だ
と感じます。優しいお姉さんに成長させていただき、感謝しています
(*^_^*)
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Re:Re:はだかのダルシン その� 中高大生の想い(11月09日)
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がんこちゃんさん (2013年11月13日 21時03分)
書き込みありがとう!
「はだかのダルシン」はこんどうパーティに
たくさんの輝きをもたらしてくれました。
物語は子どもたちの湧きい出る生命力を引き出す力が
あるのですね。
これまで一緒に取り組んだ時間がとても尊く、
愛おしいです。
それぞれのご家庭のご協力に感謝です。
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