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はだかのダルシン その⑬ 本当に伝えたい事 |
11月02日 (土) |
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★11月1日の金曜日小学生グループの様子
~再びブリジットの歌のあとの場面について~
27日の合同パーティで3つのグループの表現をそれぞれ発表した。
木曜日Gのブリジットの正体がわかってびっくりしたという表現は、子ども達自身が納得がいってなかったのか全員の前でいざ発表しようとなったときにうごけなくなってしまった。確かに、なんか違うんじゃないかと朝日くんも言っていた。みんなもそう思っていたのかな。
りおなちゃんのきのこ目線の発言はすごくおもしろいし、自分たちの意見に自信を持って
欲しかったけれど残念でした。
金曜日Gの神々しさや本物、20年の年月などもろもろを含め表現している月はかなり
話し合いも深まって自信があったのか、自信満々に表現してくれた。
中高大生からもなかなか良いねという意見があり、それはそのままブリジットの後ろで表現した。
中高大生Gの20年間勉強してきたという年月やダルシンがどこにいても見守られていると言う事を表現したいということで生まれたドゥールの木が成長していくという表現もやってみた。
木曜日Gの子たちの意見がはっきりと出なかったのでその子たちはこの中高大生の表現に一応加わって動いてみたところで合同パーティは終了。
次週のパーティへと持ち越した。
さて10月31日木曜日のパーティで聞いてみた。
T:合同のとき、みんなきのこのびっくり表現やらんかったね。
中高大生のドゥールの木に加わってたけど、どうだった?
はるか:よかったよ。20年間勉強してきたっていう年月を、木の成長で表してた!
ゆい:長い年月を木が成長する事で表せてたと思う。
T:みんなそう?
あみ:最初と最後にドゥールの木を表現するからここではやらなくても良いと思う。
T:そうだね。(先生もそう思う!!)明日のグループの子たちにも聞いてみるね!
と言う事で、私自身その場面の表現に違和感を感じていたので、もう一度みんなに考えて欲しいと思い投げかけた。
11月1日金曜日、小学生Gにも聞いてみた。
T: ブリジットの歌の後の表現はみんな納得してる?
この日は会場がいつもと違う場所だった事も関係していたのか
とにかくテンションが高く、落ち着かせるのに一苦労。
にぎやか(良く言えば)やかましい(常に)人の言葉を遮って自分の意見を言おうとする(ルール違反)ふーっっ、なぜか昔から金曜日グループは個性的でわんぱく揃い。
兄妹のように仲良しで、エネルギッシュ!
途中で熱くて汗!!私も着ていたTシャツを脱ぐ・・・
でもみんなテーマ活動が大好きで身体がよく動く、ダルシンに取り組み始めてから
CDをよく聴いてくる子が増え意見がよく出て毎週楽しい!
最初から盛り上がる中、話し合いは冴えている!
T:ここで本当に伝えたい事は何?
合同でダルシンはいつも見守られているって言ってるけど何に見守られているの?
泰生:ブリジット 自然(川や木や山 森 動物)月や太陽
T:みんなはここで真夏の夜の満月を表現したいって言ってたけど、それだけで
泰ちゃんの言ってた神々しさとか、年月とかを表現しようとしてるんだね!
なにか隠されていたものが明かされた!!みたいな表現はないかな?
裕大:大きな木じゃなくて一本一本の木になって月を隠してみたら?
ということでやってみる・・・がイマイチか・・・
裕大:月を隠すなら木じゃなくて雲!!
みんな、あっ!そうだよね!という感じ。
裕大:風は一方方向に吹くから、雲も同じ方向に流れる
みんな:ほーーーーーーー!!
泰生:雲の表現を考えよ
裕大:「あなたはドゥールの道を極めた聖人だったのですね」までかくしてそれから
見え始める
桃花:くもはゆっくり動く
裕大:「僕に教えて下さい」から雲が動き始めて
「20年間のところで風が収まって
「聖人だったのですね」のところでまた動き始める!
ここには書けないほど、それぞれがいろいろ話していました。
T:ここで伝えたい事をまとめてください!
泰生:ブリジットがドゥールの道を極めた聖人だったということ
月はブリジットの女神としての神々しさ
雲はその正体が明らかになったということを伝える
この場面でダルシンをやっている裕大(4年)くんはこの場面をよく聴いていて
イメージをかなり深めていたようです。
25日に「真夏の満月の夜」ということばに引っかかり、それを表現したいといっていた
裕くんの気持ちをイメージ通りに表現できるかどうか!
この後の中高大生Gに委ねよう!!
★この後の中高大生Gにて
たった今終わったばかりの小学生の様子を伝える
みんななるほどーーー!!という感じで聴いてくれた。
小学生のイメージをなんとか中高大生で表現できないかなといろいろやってみる。
雲の表現って難しい。
手だけが動いているとおかしいし、なんだかくねくねして雲には見えないなーって感じ。
何度も繰り返しいいろいろやってみた。ラボっておもしろいなーというみんなの顔。
ちょっとずつイメージに近づいてはいるものの、まだまだの様子。
4日の合同でやってみるが、小学生の表現する神々しい月とそれを覆い隠しつつ、
徐々にその正体が明らかになっていく様をどこまで表現できるか、中高大生の表現力に期待しよう!
それはそうと「満月」の意味するものとは?
文字を持たず、自然界の神々とともに生活をしたケルトイの人々にとって
月は生活を司る法則のひとつとなっていたのではないでしょうか。
最初の木を切る儀式の夜も、きっと満月だったに違いありません。
そんな話も、みんなと共有しました。
発表まで表現はどんどん変化していくようです。一回一回のパーティ、合同ラボが
大切です!4日も予定を変更して参加して下さるご家庭もあります。
発表までの2週間、合同ラボに協力して下さる皆さんに感謝して過ごしたいです!
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