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はだかのダルシン その⑩ 気持ちの高ぶりが表現に |
10月28日 (月) |
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昨日、はじめての音楽CD。自分たちの生の声、自分たちのペースになると
途端にことばが生きてきて、気持ちが高まります。
ケルトイずもうの後、二人の争いをダガールが止めに入る場面で・・・
ダガール役の3年生のももちゃんがわたしに所に走って来ました。
ももか(3年生):先生!「それはご子息に原因があります!」のところ
こうやって手を使ってやってみても良い?
と言いにきました。立ったままこのセリフを言うのに違和感を感じたのでしょう。
段々と気持ちが入ってきてこの怒りの気持ちをことばだけでなく、身体全体を使って
言いたい!という勢いでした。
T:良いよ良いよ!!気持ちいいように自由にやってごらん!
と言うと、にっこり笑って走って行きました。
グンダーに追放され、兵隊に捕まえられて村に入って行く所でも
ももか:もっとちゃんと連れてって欲しい!手を引っ張るだけじゃ連れて行かれる感じが
しない!!
と、自分のイメージを伝えてくれました!
聴いているからこそ、自分のイメージで動きたいという思いが強くなるんですね!
他にも裕大くんがやはり追放の場面で、ダガールと反対方向に連れて行かれるのはおかしいと発言したり、さきちゃんも船をつくる場面で木を切っている人もいれば船を造っている人もいて変じゃないかとか、感じた事を発言できています。
ダルシンが「おじさん待って!」と言っているから、その時グンダーは背を向けているはず!とか、これは誰が言ってたのかな・・・
発言が飛び交いすぎて、誰の発言だったか書いていない!!
昨日は前日の合同でどうも、気持ちよく動けていない所を中心にみんなで考えた。
★ダガールとダルシンが追放された村の表現
3つのグループに別れてそれぞれのイメージを絵に描いてみました。
そのあと、ここの音楽CDをかけて静かに聴いてみました。
あれっ?さっき描いた絵と少しイメージが違うようなことを感じたグループもありま
した。
みんなの感じた事を発表してもらいました。
◯自然がいっぱい(川、木、風、鳥、家少し 緑 青 虫)
◯しずか (にぎやかじゃない!)
◯風が静かに吹いていて、木がさらさらとゆれる感じ そよかぜ
◯人はあまりいない
◯自給自足!
◯ゆったり
◯落ち着く感じ
◯激しくない
◯時間がゆっくり流れている
◯村の人は仲がいい
◯いろんな動物を殺して食べる
◯川がゆっくり流れている
音楽CDを聴いてよくまあ、こんなにイメージが湧きますね!素晴らしい!
「何となく想像できたけど、自分は何を表現したいか考えて!
と岳樹くんが声をかけます。
動いてみると・・・動くたびにさらに想像は膨らみ納得のいく表現になっていくでしょう!
背景が少し、イメージできて来るとどうしても兵隊たちの動きが気になってしまいます。
どんな気持ちで二人を連れてきたのか、どういう立場の兵隊なのか。もっとよく聴いて
想像して欲しい役です。
午後からはダルシンがはだかになって木のうろの中に入りますがそのドゥールの木
についてのWSを美咲ちゃんがやってくれました。
みんなのイメージを絵に描いて、太さや樹齢や、どんなところにあったのかな?
とか、色や堅さや幹の湿り具合とか!
グループに別れて表現をやってみました。
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