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ちみもうりょう |
10月22日 (火) |
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ナルニアを取り組んでいます。④話の最初に出てくる「魑魅魍魎(ちみもうりょう)」が、みんな大好きです。
好きというか、気になる言葉らしいです。
辞書を引くと・・・・魑魅魍魎⇒さまざまな妖怪変化。いろいろなばけもの。あやしげな人々
漢字で書いて覚えようとするグループ。
魑魅魍魎をイメージして、その動きを考えて1時間終わったグループ。
やりたい役が、魑魅魍魎!!というラボっ子がいるグループ。
とまあ、なんだかわからなかったり、ことばでは言い表せないけれど、文脈から感じ取ってなんとなくわかるような・・、しっかりイメージできているような・・・。
とにかく魅力あることばのようです。
それが英語になると「Monsters」
あ・・・、あまり面白くない。というか情緒がないような。
岩波書店、瀬田貞二訳の「ライオンと魔女」では、こうなってます。
”あさましい ばけもののむれ”
まあ、これもなかなかいいのですが、ラボはさらに名訳ですね。
この”魑魅魍魎”ということばがなんとも魅力的なようです。ラボっこたちには。
言葉へのこだわり。細部へのこだわりがかきたてられますね。
私は魑魅魍魎という言葉に出会ったのは中学生くらいでした。時期を覚えているということは、きっと私もこのことばに引っかかったのでしょうね。漢字で書こうなどとは思いませんでしたが。
さて、話は変わりますが、出張会場の岐阜北ラボルームは、隣が繊維工場、ラボルームの二階はそこで働く中国人お姉さんたちが寝泊まりしていたお部屋だったのですが、工場の縮小移転のため今月からひっそりしています。
おおきな工場が真っ暗闇・・・。
なにも建物がない真っ暗闇も怖いですが、建物があっても中に全く人がいない廃墟と化した真っ暗闇はさらに怖いです(-_-)
ラボっ子たちが皆帰り、表の鍵を閉め、裏口から出てその工場の前の草ぼうぼうの小道を車まで歩くときは・・・、あ~怖いんです。
工場のガラスの向こうに魑魅魍魎が見えるわけはないのですが、(私まったく霊感ないし)、お月様が出ていない暗い夜は、ホントこわい((+_+))
見える人には見えるであろう何かがいるような・・・。
またまた話は変わりますが、冬はファーの季節です。
わらBは動物愛護のベジタリアンですから、ファーも買いません。
皆さんご存知ですか?
革製品は人間にとっては質のいい、おしゃれな高級品ですが、皮は、動物たちが生きた状態でしか得られません。
つまり、生きたまま皮をはがされるという苦しみの元から生まれてるんですよ。
なので、フェイクでも皮っぽいものは持ちません。
いくら質が良くても、あったかくても、動物の痛みと苦しみの元に製造される皮・毛皮は買わないようにしています。
動物たちにとっては、生きたまま皮をはぐ人間こそ魑魅魍魎に見えるかもしれませんね。
魑魅魍魎は、なにも外見に限ったことではありません。人間の皮をかぶった魑魅魍魎にならないように生きていきましょう。
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