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画集からー24 |
05月09日 (木) |
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水彩画
20年余りずっと油絵を描いてきた。街角、街並み、が好きで、古い街を歩き回ったり、とくにヨーロッパなどは少し歩いて振り向くと、思わぬ素敵なアングルに出会えたり・・・・、そんな感じで、どんどんその土地の文化を描きたいと思って描いてきた。
そして、10年も前のことだったか、「花は描かないのですか」と聞かれたとき、私が、「そうね、年取ったら描くだろうね」と答えたと思う。すると娘に「今でも、十分年取っていると思うけど・・・」とつぶやかれて、大笑いした覚えがある。
そして、このごろ、描いているではないか。「花を!」・・・・・年を取ったのか。
油絵も描いてはいるが、これからの私には水彩画がいいな、と思ってかわいい花を描き出したのである。
「つばき」 1号
「椿」字のごとく春に咲く花。私は小さい時から花の少ないころ庭に咲く赤い花が印象的だった。
その他に椿の思い出といえば、母親が椿油を大切そうに使っていたこと。
祖母は、「つばき」は、花びらでなく、花ごと落ちるから武士には嫌われる、といったこと。
私はつばきの葉でぞうりを作って遊んだことを思い出す。
絵は、ありふれた椿ではない。新しい品種、肥後椿、「王冠」というらしい。
「姫コスモス」「カンゾウ」 1号
コスモスは「秋桜」。秋に咲く。黒姫では、8月にすでに満開のコスモスが見られたものだ。これは小さい。6月ごろ咲く。
北海道へ行ったとききれいに咲く黄色い花の名前を聞くと、「ニッコウキスゲ」と言われた。それ以来、ユリに似たこのような花を見るとキスゲと覚えている。まあ花には種類が多く少し違って似ている花が多い。総称としてカンゾウと呼ぶらしい。
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