わかものフェスティバルを観て |
03月07日 (木) |
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地元、中部支部で開催された「わかものフェスティバル」を観に行きました。
今回の“わかものフェスティバル”のテーマは、「表現がぼくらの未来をつくる」です。
まず、このテーマがいいな~と思いました。
「表現」
ラボではよく口にする単語ですが、ラボ以外の場ではそう多く使うことばではありません。そう、「表現」こそラボなのですよね。
そして、「ことばがこどもの未来をつくる」がキャッチフレーズのラボです。
未来をつくるのはこどもたち。
私たち大人は、未来に向かう子どもたちをみさせてもらっている。
表現と未来ということばに、ワクワクする気持ちになりました。
以下、パーティだよりとちょっと重複しますが、書きますね。
感想を一言では表しきれないですが、あえて言うと、『まさに、自由で質の高い表現の宝庫だった!』です。
「えっ??」という驚きと発見の連続で、自分がまだまだ狭~い枠の中にいることがわかり、頭を殴られたような気分でした。
どの発表も、それはそれは自由でしなやかでした。ラボ活動を積み重ねると、自由な表現への欲求と喜び、質の追及、「伝えたい」気持ちがこんなにも育つのだとよくわかりました。
こどもたちは生まれたときは豊かな発想のかたまりだったはずです。
しかし、幼少期から、徐々に子どもたちは周りの大人の狭い価値観で語られることばや義務教育で、自分の枠を狭めていきます。
社会の一員としては、ある程度は必要かもしれません。
しかし、“出る杭は打たれる”という諺が存在するように、それは時として“同じがいい。同じが安心”という意識をも育てます。
それも必要なことは肯定します。
しかし、異なものを受け入れる寛容さ・協調性と、自分を抑えて合わすこととは少し違うときもあります。
ラボ活動を続けると、いつのまにか自分の周りに作られた堅い殻を破る勇気をもらえる気がします。
それが表現となり、表現への欲求が芽生えると共に、自分の中にないものも受け入れる心地よさと広がりを自然と学び合えます。
発表した大学生たちは、管理された中から飛び出す自由さと未来への希望でいっぱいに見えました。
自分の枠がぐーーーんと広がっているように見受けられました。
どの発表もこころに響く箇所が多くあり、それを一つ一つコメントするのはやめます。
心の中にほっこりとしまっておきます。
でも、確実に私のちっちゃい殻にヒビが入った気がします。
そして、やっぱりラボだ!と勇気をもらいました。
英語に関して言えば・・・・
受け入れして、まだ半日という状態のラボ・インターンのブロディも、丸1日ずっと観てくれました。
「どの英語も聞きやすく素晴らしかった。」とのことです。
わかもの見学は3回目です。
初回は、10年以上前に夜行バスで東京まで行き観ました。
まだまだひよっこTで、何を見たのか?どんな様子だったのか?全く記憶にないのです。
ただ、なんだかスゴイな、ということだけ覚えています。
2回目は、4,5年前に岐阜市で行われたときに観るチャンスがありました。
比較的難しい物語が多い中、それでも小さなラボっ子たちがそれはそれは物語を真剣に観ていたことは覚えています。
帰ってからすぐに再話で表現されていた太宰治の「斜陽」を読みました。
そして今回は3回目です。
そして、誓いました。
来年からは、必ず観に行こう。
どこへでも行きます。
それほど素晴らしい会でした。
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Re:わかものフェスティバルを観て(03月07日)
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しょーたさん (2013年03月17日 22時38分)
凄かったです!あこがれました!わかものってあんなにす
ごいものなんですね。
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Re:Re:わかものフェスティバルを観て(03月07日)
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返事を書く |
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わらBさん (2013年03月18日 06時03分)
しょーたへ
来年もぜひ観に行こう。芸術を観てこころが喜ぶ体験はかけがえのない
もの。
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