「広場前」 4号 2003
イタリア・シエナ。カンポ広場。
シエナの町は、道がすべてこのカンポ(広場)に通じている。道に迷ったら、カンポといってここにもどればいい。
伝統行事、パリオ(裸馬競馬)が行われる広場だが、一部を切り取って描いたのでその感じがわからない。でもこの絵を見たとたん、「シエナ!」といった人がいて驚いた。
「ピノッキオ」 サムホール 2003
ピノッキオをテーマに村田英一氏といったイタリアは、フィレンツェを中心に周辺の町を旅行した。
コッローディ(町の名前)のピノッキオ公園を訪れる。
入り口にあったピノッキオのモニュメントをシルエットにして、お土産に買った木製のピノキオを配置した。
余談だが、ピノキオの物語の作者、コッローディは、幼年時代を過ごした町の名前を自分のペンネームにしたのだ。(本名はカルロ・ロレンツィーニ)
「月と太陽」 6号 2003
イタリア・ヴェネチア。
サンマルコ界隈をくまなく歩いて、店を楽しんでみて回る。ヴェネチアグラス、レース作品、などと並んで、さまざまのお面が並ぶ。形、ペインティングも実に楽しい。ロミオとジュリエットの仮面舞踏会を思い出す。
仮面をイメージして、サンマルコの塔をシルエットに、「月と太陽の語らい」とした。
|