幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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自然のかたち 06月27日 (水)
 昨日は春の連続研修でした。テューター研修では、子どもたちの事例、パーティの様子、物語のこと、悩みなど様々なことをシェアします。
同じパーティ内でもラボっ子、ご家庭によって様子は様々ですが、同じラボでもパーティによってそれはいろいろです。
ラボの研修会はとてもたくさんあります。しかし毎回が学びです。いついっても違うから学べるのです。

しかし、これが本来の自然な姿だと思います。
教育もそれが自然な姿です。
一本筋が通っていれば、あとはいろいろ個性が光るラボパーティ。
同じラボパーティでも、ご縁があれば出会えて伸びるチャンスがいっぱい。

 そんなことを思いながら先週梅干しを漬けた時のことを思い出しました。
近くのJAの露店で買ってきた梅3キロを洗い天日に干したのですが、あまりにも可愛くて写真を撮っておきました。

梅

ざるの中の梅を見ると、熟しているもの、まだまだ青いものとさまざまです。大きさも違いますし、茶色になっているところも所々あります。
梅をひなたぼっこさせながら、ラボっ子たちのようだなあと思ってしまいました。
形も大きさも色もさまざま。でもみんなが同じざるの中で仲良く並んで、わらや家の梅干しへの道を歩み始めたのだ!
だんだん梅が可愛く見えてきました。

 梅を漬け込んだ数日後、たまたま行ったスーパーの店頭にも梅が並んでいました。
スーパーですから同じ青さ加減(しばらくほおっておいて黄色みがかってきたら、少しずつ差が出てくるでしょうが・・)、同じ大きさ、傷やシミ一つないきれいな梅が袋詰めされて、たくさん並んでいます。
自分の梅をじっくり見た後だったので、私が買った露店のものより同じ粒で選別されたものだとすぐわかります。
 それでも自分で漬ければ、ツボの中の上下の状態、赤シソの加減で少しは個性が出るでしょう。
 
 お漬物コーナーの梅干しは、いうまでもなく同じ色、同じ形、同じ味のものが袋詰めされ、山と積まれています。日本中どのお店で買っても同じ味でしょう。

 私たちの周りには、あまりにも同じもの、工場製品が溢れすぎています。食べ物でさえ、全国、全店、同じものが大量。これは食べ物という名の工業製品です。
「同じが当たり前」に慣れすぎると、「違う」ことに違和感を持ちます。

 旅先でよく知っているお店があるとホッとしたり嬉しくなったりする時も確かにあります。しかし、旅先でわざわざチェーン店で食事をしようとはそう思いませんよね・・?
なんでも同じが安心だというあなた、要注意かもしれません。

 食べ物ばかりではありません。教育も同じです。どこでも誰でも同じことを学べる。同じ形の教室。同じような先生。
これが安心というのは、教育も工業化されていて、それがいいということです。
教育は食べ物と同じで、もっともっと自然の方がいいのです。

 ラボは、CDライブラリ一つを見ても、同じように見えて実は様々な顔を持っています。
英語ー日本語のもの。日本語ー英語のもの。二言語のあとたいていは英語のみで入っていますが、日本語だけ収録のものもあります。
原作通りのもの、2枚ディスクで物語が構成されているもの。原作を4枚ディスクに縮めたもの。
書くとキリがないですが、違うのが当たり前です。芸術作品ですから。
絵本もいうまでもなく、です。
 
 同じCDライブラリを使ってはいますが、全国どのラボパーティも違います。
会場の様子も違う、ラボっ子の年齢構成も違う、もちろん人数も男女差も違う。先生も20代から80代。個性的。
違う事ばかりに囲まれ、いきいきした子どもたちが意見を言ったり聴いたりして自主的に動いて活動しているわけですから、毎週、毎秒、くるくると様子が変わります。

 そんな中で何年も過ごすうち、ラボっ子たちは「違うことは当たり前」が体にしみこみます。受け入れることが上手、自分を表現することが上手、年の差なく人と関われる、空気を読んでさりげなく気を配ることができるなど身に着けて卒ラボする子が多いのです。

 大量生産がなかった時代は、違うことが当たり前の環境で暮らしているわけですから、どの人も違うことを当たり前に受け入れていたのでしょう。何でも感謝で受け入れたのでしょうね。
日本の美しい言葉、「おかげさま」「ありがとう」「今日のおぼしめし」など、祖母が良く使っていました。
 
 何でも早くて便利で同じになった今、それも良い時もあります。が、自分の中になるべく自然をたくさん置きましょう。そして、子育ては永久に画一的ではいかないことだけは覚えていましょうね。





 
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