幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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私の絵本たち 03月17日 (水)
 ラボ・テューターをやめて*年、ラボっ子たちが集い、楽しんだ痕跡はそのまま。ラボ・ルームの状態はほとんど変わっていない。ただ、部屋の空間だけは、絵を描く仲間が集まって、絵を描く教室として使っている。
 壁面を埋めているのは絵本や児童書。ラボの活動にあわせてそろえた物語絵本やその関係資料、文庫活動や読み聞かせのために集めた民話や児童書である。絵本を集めるのは私の趣味でもあった。書店の絵本コーナーで、自分がひきつけられた絵本を毎月買い、「これは無駄遣いではない、ラボっ子に還元できるのだ」と自分を納得させて、楽しんでいた。だから相当の冊数になり、その中には、原書、特にマザーグースの絵本など、何十冊と集められていた。
  
 ラボっ子たちは活動の時間より早く来て本を読んだり、また、そのあと借りていったりした。みんな、お話しが好きになった。テーマ活動の物語を複数の異なった作者の絵本などで見ると、それぞれの子の発想が豊かになった。みんなが利用し、みんなに親しまれた本。・・・それがこのところ、私にほこりを払われているだけで、あまり動かず、部屋の飾り物になっている。私はふっと思った。「これは確かに私の宝物。でも本当にいいものは、やはりそれが活用されることだ」と。そして、今、活用してもらった方がいいと思い、現役テューターに譲ることにした。

 簡単に[どうぞ]というのではない。一冊一冊手にとって、いろいろな思いとともに考えた。「これはよく読んだ本だ。また読み聞かせに役立ててほしいな」とか、「この本はみんなが好きだったなあ」と、次に読む子の顔まで想像するのだった。そして、私のお別れ出きる本と、できない本とを分けていった。
      :::::::::::::::::::

 そうして2,3人ずつ若いテューターに来てもらって、話をしながら本を選んでいく日が続いた。「わぁー、ベスコフだ!ベスコフ大好き。これはベスコフの原書?」「これはエッツ、これもエッツなのね」
「私、この大草原の本がほしい。マザーグースはどれもほしいくらい。こんなの見せたらよろこんで、ナーサリーライムも楽しくなるだろうね」
などと、時間は、あっという間に過ぎる。「こどものとも」も何百冊。
「いちごばたけのおばあさん」を手にとって「なつかしいわ」という。今も続いている福音館の「こどものとも」。私の持っているのは、そのバックナンバーということになるのだが、かえってそれがなつかしい。選んだ本を廃品回収のようにビニールテープで縛り、喜んでもっていってくれた。

 淋しがってはいけない。[さようなら]をいった本だから。と心の片すみで思いながら、一方ではすごくうれしくなる。
「あ、このアリスは、この人のところへ行くのか」「あ、この人がアボリジニの本を読んでくれるのだ」と。本も喜んでいるように思える。
 どれもまた明日から何人かのラボっ子の目に触れ、人を喜ばせ、人の心に残ってくれるのだ。私の財産、私の宝物、私の思い出として置いておくよりも、これから更に一働きも二働きもしてくれるこの本たち。
「みなさん、いい活動をしてくださいよ。」と、祈りながら送り出した。
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Re:私の絵本たち(03月17日) >>返事を書く
ぼっくりさん (2004年03月17日 21時40分)

初めまして。
新着一覧で、タイトルそして文の始まりがとても気になり、おじゃまい
たしました。
私はまだようやく開設後2年で、ラボには新参者のテューターです。

絵本の事、とても深く心に残りました。
あたたかかったです。

私も、去年ラボセンターで催された連続児童文学講座の中で、小野かお
るさんのお話を聞く機会があったのですが、絵を描かれる時の事やこど
ものともの挿し絵を描かれた時の事まで遡って、たくさんお話して下さ
り、強く印象に残っていました。
小野さんの絵本は、本当に心温まると私も思います・・・

ラボの存在を2年半前までは全く知らなかったので、今、会員の方と一
緒に私も日々体験しながら、少しずつ学んでいっている所です。
突然ですが、ちゃこさんの様な大先輩の方のお話は、とても興味深いで
す。日記を読ませていただくのを楽しみにしております。
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