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教育ふぁいる 「英語 小学校の正式教科化」 |
03月15日 (月) |
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読売新聞より
群馬県太田市は来年四月、学校法人を新設して国語以外の授業を英語で教える私立小学校を開く。構造改革で、学校指導要領の例外が認められた。教科としての「英語」はないが、事実上‘英語漬け’にして、自然に身につけさせる狙いだ。入りたい子は、今春から事前準備のための塾(プレスクール)に通わなければならない。同市によると、一年生定員90人のところ、163人が応募した。うち2割近くは県外居住者だが、太田市へ転居するという。
小学校の英会話は今、3年生以上に「総合的な学習の時間」で、国際理解教育として行われている。公立の実施校は一昨年の調査で50%を超えていた。だが、時間数は平均月1回に過ぎない。正式教科になると、決まった授業時間に授業法を習得した教員が教科書で教える。そして、成績評価の対象になる。
現状の総合学習とは大きな違いがある。
実現への第一の壁は、教科のバランス。第二の壁は、教える体制。小学校の教員に、英語教授法の研修を受けてもらうには、相当の年数も費用もかかる。民間の英会話教室への委託も考えられるが、義務教育は、全国で一定水準の教育を提供することが大前提。地方との格差を作らずに展開するのは難問だ。
米国で日本人子弟の教育に携わり、「英語を子どもに教えるな」(中公新書ラクレ)を著した市川力さんは、「きちんとした教員とカリキュラム、前向きに取り組む本人の意欲と環境が伴わないと身につかない」と指摘。「日本で条件を整えるのは不可能。英語の優位順位は低い」と断言する。
指導を誤ると英語嫌いを増やす恐れも指摘され、市川さんは「早期教育の利点は、発音がよくなることぐらい」と話している。
これから文部省がテーマを検討するというが、全国を統一した形での英語教育はなされてもそのレベルを高水準にもっていくのはなかなか難しいのではないかなとこの記事を読んで思った。また時間の掛かることでもある。
群馬県太田市のように独自の教育方針を持った小学校を新設して教育を行うというところが増えてくるのではないかとも考えられる。お国の仕事の手ぬるさが独自の方法を生み出しているのだろう。
親たちの子どもに対する夢や期待を裏切らないような教育であって欲しいと願っている。
ラボ教育ももちろんその教育の一端を担うべきではないだろうか。私がシャペロンで行ったヴァージニア州のある小学校は、その学校教育のなかで子どもたちの劇活動をしていた。それは音楽の授業の一つであったが、ラボのように衣装はジーンズとTシャツ、小道具はカバン、帽子などで2時間位で10以上のショートストーリーを40人位の子どもたちが次から次へと表現していた。出番のない子どもたちもずーっと舞台の上にいて、それもその表現の一つだったように思う。まるでヴァージニアでラボに出会ったようだった。
ラボ教育活動が社会的、対外的にもっと知られ動くことが出来たなら、学校の英語教育の有り様も変わっていくのではないだろうか。
我々がもっと頑張らねばならない!ということか!
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Re:教育ふぁいる 「英語 小学校の正式教科化」(03月15日)
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返事を書く |
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ononokomachiさん (2004年03月15日 22時35分)
わたしもこの記事は読みました。ちかいところでは今春開校の大宰府のリンデ
ンホール小学校がありますね。イマージョン教育をやる予定です。何のため
に?そう第2外国語である英語を早期に身につけるためです。そうであれば国
語の授業を大幅に増やすか、重要な位置付けにするかそれにとってかわるカリ
キュラムをいれるとかしないと中途半端な日本人をつくるのではないか、ほと
んどが大人になって日本社会で生きていくであろうということを考えるならば
日本語で思考する力、日本語で論理的に述べる力、抽象的なイメージの世界を
日本語でのべることができるそんなところをしっかり育てる必要があるでしょ
うに、またこれらのことができないのに英語で話せるはずがありませんし、学
校ではそのことをどのように捉えているのかと思うと、しゃべれないから小学
校の授業で英語付けは短絡的であまり納得いかない思いです。
戦後初の成城小学校で始まった「国際理解教育の一環としての英語教育」に
関わった先生や文部省を退官した方々、学者などでプロジェクトをつくって小
学校英語教育についての模索がなされてもうすでに数十年ですが、進展したと
はいいがたい現状です。
わたしもラボのテーマ活動はほんとうに素晴らしいものだと思います。
が、手前みそでは発展性がないし、何か考えなければならないと思っていま
す。ちょっとはなしはそれますが、5年生のラボっ子〔男の子)が、パーティ
にきて「なんでラボは有名じゃないと?」といいました。かれはラボが好きだ
といいます。ともだちを誘いたいのになに?それ?でおしまい・・・のようで
す。なんだか責任を感じます。この記事を含めいろいろなことを考える忙しい
春です。
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