「ひなまつり」という言葉の響きは、私は、温かい、明るい幸せなものを感じる。年々、いろんな飾り方をして、3日にはなんとなくかわいらしくて、春を感じるご馳走を作って喜んできたように思う。
最近のひな祭りは、また面白くなってきた。一口に言って、「ラボルームにラボっ子100人」と集っていたのが、「そのラボルームに人形100個」といえようか。 元ラボルームに、人形を飾るようになって数年、毎年楽しみにして見に来てくださるようになってきた。
新しく作った木目込み人形、古布で作った創作人形、それに、毎年、何か小さいアイデア物を工夫してたくさん作り、プレゼントできるようにしている。
今年のうけているもの、みんなが「かわいい!」とよろこぶものは、「蛤の中に作ったちいさなおひなさま」だ。・・・頭は「ふうせんかづら」の種。9月ごろ薄緑色のほおずきのような袋を風に揺らせている。その中に、小さい種があり、その種にはちょうど「富士額」といえるような模様がついている。その薄緑色がだんだん乾くと、茶色になって、黒くなってくる。この種がかわいくて、私は毎年なにかにしたくなる。
ラボルームは、いつまでも人が集るいい場所だ。・・・笑い声。おしゃべり。感嘆!。・・・すべて健康と幸せの源。
かいのおひなさま
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