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物語を楽しむ根っこ |
02月16日 (木) |
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おはようございま~す!2月も半ばです。
今、娘の幼稚園では、卒園・進級を前にした学年最後のおたのしみ発表会の練習に取り組んでいます。
練習と言っても、自由気ままな幼稚園ですから、ラボのように1週間前でも役が変わったり、一つの役に何人も集中していたり、自主練習というか遊びの中になんとなく練習の空気が漂っているような状態なので、まだやってない子もいたり・・・です。
今年は、娘のクラスは「おおかみと7ひきのこやぎ」「ももたろう」をやります。当然ラボで発表したり観た経験があるので、もうそれはそれは楽しそうです。
さすがラボっ子だな~と思える言葉も聞かれました。
「ぜーーんぶのナレーターと役のことば、もう覚えちゃったよ。」(ちなみに娘は”お母さんやぎ”と”ももたろうのナレーター”を選んだようです。)
「○○ちゃんはこの役で、○○くんはこの役で・・」(周りをすごーーくよく見ています。)
「ラボの話と少し違うけど、ラボのCDが出てしまうし、ついつい英語まで出てしまうんだよね~」(ちょっと嬉しそうな顔)
他の学年・園も、「てぶくろ」「がらがらどん」など、ラボ・ライブラリに入っている名作絵本と同じ発表が多いようです。
私は、親としての出し物で、「ガンピーさんのふなあそび」をします。私はブタさん役です。
さて、こんなことも言っていました。
「年中さんが”てぶくろ”をするんだけど、てぶくろの横に犬小屋があるんだよ~。てぶくろの中でみんなでご飯を食べたりするんだよ~」
下の学年も気になるようで、のぞきに行っているみたいです。
娘としては、「ちょっと違うな~、でも見てて笑えるな~」のようです。
娘とのこの1か月のやり取りで、こんなことを思いました。
「ラボはきんぴらごぼうだ!」
そう、ごぼうは(私的には)きんぴらごぼうが一番好きです。もちろん、お味噌汁に入れたり、炊き込みご飯でも活躍しますが。まあ、ごぼうは日本料理にはなくてはならないものです。
で、幼稚園などでの演劇表現は、「ごぼうチップス」です。
おかずというよりスナック感覚でアレンジしてあり、美味しいけれどそれが本当の食べ方、本当のごぼうの味と思ってもらっては困ります。
日本食の中で美味しくいただく体験(きんぴらごぼうや炊き込みご飯)を重ねたうえでの、「ごぼうチップス」です。
娘の中には、物語のベースがたくさんできています。それは、ラボ・ライブラリのおかげです。
ラボ・ライブラリは、子どもに甘えていません。むしろ、子どもだからこそ正統派のものを、上質のものを、と考えて作られています。
本物に触れて育った子は、本物の良さを充分知ったうえで、他のものを楽しむ余裕があります。
そんな下地(きんぴらごぼう)があるからこそ、アレンジしたもの(ごぼうチップス)を楽しめることができたり、イメージが広がったり、正統派に戻ることが出来たりします。
今年のわらやパーティの目標の一つは、「たくさんの物語と出会う」です。ラボっ子たち、たくさんの物語を体にしみこませましょう。
その必要性を感じている今日この頃です。
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