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ストーンスープを作りました。 |
01月31日 (火) |
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何年か前、Mさん家族が石川Pに移籍してきてからは、
ストーンスープは、あくまで絵本に出てくる通りの順番に
材料もできる限り、絵本のとおりに用意します。
(それ以前は、石は入れていたものの、お肉は鶏肉だったり、
麦はいれなかったり・・ね)
今年もまずはプレイルームのあおむしグループで
ストーンスープを作りました。
まずは大きなお鍋にお水を運び入れます。
こぼさないように慎重です。何度も何度も競うように運びました。
そして大きくて丸くてすべすべした石が3つ。
お次は塩コショウですが、
テューターは個人的にこの塩コショウから入れるところ、
しかもこれを子どもがさーーっと取りに行く場面が大好きです。
よそ者に対して心が閉ざされて硬くなっている村人の大人に対して、
こどもの心のやわらかなこと。まずは塩と胡椒なら!という
兵隊の賢さ。本当に感心します。ここで、疑うことなく兵隊の案に
のる子ども達がいたからこそ、美味しい美味しい奇跡のスープが
作られていくのだと。
と蛇足はこれくらいにして、
人参、キャベツ・・・と材料が入っていきます。
キャベツがでかい!!!
女の子ですがいつも豪快なSちゃんのほうがキャベツは細かくて、
ここは、やはり女の子らしいな〜という一面が。
次は牛肉をお箸を使って入れました。
入園前とはとても思えない箸さばきの二人。
食いしん坊ペアなので、「おはしはまかせて!」という感じです。
最後にほんの少しの大麦とカップ一杯の牛乳で仕上げです。
なんとも美味しそうな石のスープができました。
スープがあるならパンもごはんもサラダもなくっちゃね、と
大人たちものってきて、たくさんのご馳走がそろいました。
こうして本当においしい「石のスープ」がたった3つの石ころから
できました。
Goちゃん親子はこのおはなしに取り組むにあたって、
寒い中、丸いすべすべの石を一生懸命探してくれました。
でも、もともと、泥でお団子を作ってしまうこの年代の子ども達には、
なかなかこのお話の深さ自体の理解は難しいだろうな笑、と
思ってもしまいますが、
こうやってワクワクしながらスープを大きなお鍋で作ったことや
そのスープのにおいや味、温かさは、きっとずっと心に残るだろうと
思います。
その証拠に今の小学生グループも、このお話が大好きで、
今も「また作りたいな〜」と時々思い出しては言っています。
今年は、幼稚園グループのメンバーでも初挑戦がいるので、
ストーンスープ作ろうね。
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