幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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中部支部総会~次世代へ継承し続けるラボパーティ~ 01月22日 ()
 今週末は中部支部のテューター総会でした。
時本社長のおはなしの中で印象に残った事を書きます。

「今、45年前に目にしていた乗用車はどこにも走っていないが
 ラボライブラリー、ラボの信念は変わっていない。
 ラボの変わらない魅力と継承し続ける魅力を
 次世代にも届けて行きたい。
 普通、企業は保って20年、30年と言われるが
 ラボは今年45周年。つぎの50周年には
 四半世紀の継続となる。私たちがいなくなっても
 次世代へと繋がって行く事を願う。

 現在の情報の洪水の中で
 一人一人が情報をどう読み取るかが大事。
 様々な思想、考え方のなかで
 英語教育をどう考えて行くのかを
 伝えて行きたい。


 この1月、ラボ国際交流センターは
「公益財団法人」の認定を受けた。
 これはラボ国際交流活動が公共性のあるものとして
 内閣府(政府機関)が改めて認定し
 信頼度を高めたことになります。
 国や県の公益認定委員会が「公共性あり」と認めた「公益法人」
 ボランティアリーダーとしてのラボテューターが地域に於いて
 国際交流を推進して行くためにも
 嬉しい決定でした。
 認定して下さった政府の方が
「民間の国際交流を切り開いたのはラボだ!」と
 仰ったそうです。
 
「ヒューマンネットワークとしてのラボ」
 昨年の震災でラボ関係者の方々も多くの被害を受けました。
 全国からたくさんの義援金を頂き
 少しでも早く被災されたラボ会員に届けたい気持ちで
 入会して1年のお子さんの家を訪ねた。
 家はもちろんなく、ライブラリーも全て流された。
 組み立てただけの仮設住宅を社長が訪ねると
 とても驚かれた。
 入会してまだ1年、しかも国や県からもまだ何の支援も受けれない状態の時に
 ラボはいち早く、お金を届けてくれたと言って喜んで下さったそうです。

 普段からのつながり、人と人との繋がりを大切に
 人と人が縦横無尽に手をつなぎ
 その網の目の中で,こどもたちを育てるラボ。
 人から人へと伝わってラボを広げていきたい」

ざっとこんな内容のおはなしをされました。
ラボっ子、OBOGの底力が未来の日本をつくって行く日が
来る事を信じて止みません。

総会1日目の昨日は
お茶の水女子大学名誉教授 内田伸子先生による
「母語の土台をしっかり築く」~幼児期からの外国語教育を考える~
と題しての講義を受けました。
先生の研究とラボの教育活動は一致しており佐藤学先生、鈴木孝夫先生らと
同様、このラボ教育活動を応援して下さっている。

先生の研究
①想像力は生きる力 未来を思い描く想像力の素材は経験である。
②思考は→収束的思考(暗記能力)答えはひとつ→現在の暗記教育、能力で解決出来る
  ↓                     問題は何ひとつない!
 拡散的思考(想像力)答えは複数あるまたは答えがない時もある☞生きる力
③英語を早く学習する事の利点は発音だけ。問題は、英語母語者並みに発音出来る事では なく、英語で相手に伝えたい事があるかどうか
 日本語力の低下と学力の低下、そもそも考える力の低下にそう対応するか。
④小学校英語必修化の危険性
 日本語能力の低下
 週1、2時間で何が出来る→英語に触れるのはせいぜい4日/365日
 母語は3万時間。
⑤求められる英語力→①reading   ② writing  ③ speaking  
 97年に言語学習導入、現在反省期で「英語嫌い」と「塾通い」を生んでしまった。

言語の習得に目標を置いてしまうと、落ちこぼれを生んでしまう→塾へ行かせる!これこそ悪循環!                         

⑥言語教育とは生涯をかけて磨いて行かねばならぬもの
⑦言語を習得すると言う事は文化を受け継ぐという事とほとんど同意義である。
⑧語彙得点が高いこどもは共有型しつけ
 語彙得点が低いこどもは強制型しつけを受けている。
⑨一斉保育、先取り教育の幼稚園児の語彙力は低い
 自由遊び中心の保育園児の語彙力は高い!
⑩共有型でなぜ語彙力が向上するのか?
 共有型→考える余地を与える 
     援助的サポートができる
     こどもに敏感で子どもに合わせて柔軟に調整する
     主体的な探索や自律的に考えて行動する子→語彙力アップ
 強制型→考える余地を与えない(指示的)
     トップダウン介入
     過度な介入 情緒的サポートの低さ
     主体的に探索出来ず他律的行動
     親の指示待ち、顔色を見る       →語彙力ダウン

叱られながらやった勉強は身に付かない!!力のしつけを受けていると脳が緊張不快を感じる
「楽しい」好きな事を好きなだけやれる環境が大事で、脳が快(面白い楽しい)を感じると情報を記憶貯蔵庫にどんどん蓄えられる!
幼児期のしつけスタイルは小学校の国語学力に影響する。
「50の文字を覚えるより100の何だろ?を育てたい」
創造的想像力を育もう!

ここまで読めばもうお分かりですね。
さあ!これらの事をまだ出会っていない人たちに伝え
英語教育とは? 言語習得とは? 子育てとは?
を楽しく共に語り合える仲間を増やしていきたいと思います!

今年は笠松、羽島両教室のラボっ子倍増を目指して地域に
楽しく子育てを語れる場を増やしていきたいです!

長くなりました~
読んで下さってありがとうございました。
今年もラボ楽しみましょうね!







 
>>感想を掲示板へ
Re:中部支部総会~次世代へ継承し続けるラボパーティ~(01月22日) >>返事を書く
るるさん (2012年01月23日 09時03分)

おはようございます!
総会 お疲れ様でした!!

私は帰ってからバタンキューでしたのに・・・

がんこちゃんの日記・・・すんばらしいです!!!

いつも読みやすく分かりやすくまとめてあって
本当に尊敬します(*^_^*)

私も、今回の総会では勇気と元気をもらいました。

今いるラボっ子たちのため、
将来のラボっ子たちのため、
がんばっていきたいです(^O^)/
Re:Re:中部支部総会~次世代へ継承し続けるラボパーティ~(01月22日) >>返事を書く
がんこちゃんさん (2012年01月23日 17時51分)

るるさんへ!
お疲れさまでした~!
ラボの言語教育観と現実のセンター試験対策の話題が面白かったねー
文部科学省への意見とか、日本はどうしてこんなに遅れているんだろうとか
韓国や中国の母語喪失の危険とかいろんなことを考えさせられました。

言語ってほんとうにおもしろいね
育て方が影響してるのだから!
また意見交換しようね!
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