姉妹(きょうだい)1955年【日】 上映時間:95分
監督 家城巳代治
1955年4月10日公開をBSで見た
原作 毎日出版文化賞を受けた畔柳二美の小説
脚色「愛すればこそ」の新藤兼人と「ともしび」の家城巳代治
近藤圭子 野添ひとみ
近藤俊子 中原ひとみ
17歳と14歳の姉妹の成長を描く独立プロの作品
独立プロなので16mmのフィルムにして貸し出す上映運動をしたらしい
1955年の日本の貧しさ、社会の不正への抗議のまなざしがある
身障者のいる家、結核患者のいる家が、あそこの家の人が前に何か悪いことをしたからに違いないと陰口をされる時代でもあった
だがまだその頃にはあった明日への希望、明日への決意が同時に描かれている、さわやかな作品でした
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