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新年会&ウィンターキャンプ |
01月11日 (水) |
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今年もマイペースでの更新となりそうですが、どうぞよろしくおつきあいください。
さて、今年ははじめて新年会をやってみました。
年末のクリスマス会がカツカツのプログラムでポットラックができなかったので、新年会はトン汁をいただきながらゆるりと。
冬休みの宿題に聞きこみとライブラリーかるたの作成を出したのですが、かるたはなかなかの力作ぞろい。選んだお話も個性がでていたし、絵もことばもよく考えられていて楽しめました。パーティで保管するのでこれからどんどん増やしていこう!
で、ひとりひとり今年の抱負などをあげてもらったのですが
みんなラボや英語に関する目標を言ってくれたのでテューターびっくりですよ。
もっと英語を言えるようになりたい、英語を書けるようになりたい、ライブラリーをしっかり聞きたい、英語の成績をあげたい・・・
お手伝いさせていただきますよ、一緒にがんばろうね。
そして新年会では自由に遊んでよし、ということで、トランプ、かるた、オセロ、将棋、人生ゲーム、などなどたくさん用意しました。
中学生はモノポリーにはまってました。
さて、次に参加してきたウィンターキャンプでのことを書こうかな。
高学年キャンプなので気が楽かな?なんて思っていましたが、ロッジマザー(テューター)がロッジに一人なのでけっこう忙しかったです。
ひとり、キャンプ初参加の女の子がホームシックになってしまって、家に帰りたいとずっと泣いていました。
自分の身の回りのことはしっかりできるし、お手伝いもやってくれるし、手がかからないのだけど本人の気持ちが乗ってこないようなのです。
ほとんどの女の子はすぐに気の合う子をみつけて共通の話題で盛り上がっている。
3人くらいの仲間が出来てくるとになると気が大きくなるのか発言も行動も大胆になって。。。
中学生くらいだとホントはキャンプには来たくなかったオーラが満載。自分のおしゃれなんかには時間をかけるが他のことにはあまり関心がない。いやあるのだろうけどそういうそぶりはみせない。
また、つるまなくても一人でどんどん行動できる1匹オオカミ的な子もちらほら。
ま、それぞれ最初は自分の居場所作りに精一杯なのですね。
そんな中、うまく自分の身のおきばをみつけられなくて不安になってしまったその子の気持ちがなんとなくわかります。
初日はふとんに入っても涙が止まらず、「帰りたい」としゃくりあげて泣いている…
「そうだね、気持ちはわかるよ」と言いながら背中をさすることしかできませんでした。
2日目も変わらずで、日中も時々泣いている。
でもキャンパーのみんなが少しずつこの子の状態に気付き、声をかけるようになっていった。なかなか心は開けないようだけど。
3日目、実際は今日が最後の活動日。大丈夫かな?
さみしい気持ちはわかるけど、自分から楽しもうしなければ何も変わらない。だってみんなはアプローチしてくれているよ。そう言おうかと思ったけどやめました。きっとそれはわかているでしょう。
そしてキャンプファイヤー・別れのつどいが終わったあと
すっきりした表情で私のところにきて言ってくれた。
「最初の夜、泣いている時になぐさめてくれてありがとう」
ちょっとびっくりしました。お礼をいわれるとは思っていなかったから。
3日目後半、最後の最後でどんどん明るくなってみんなと関わっている様子をみていたので安心していたのですが、まさか私のことまで気にしてくれていたとは。
なんかやっぱりすごいな~子どもは。
たった3日でひとりだちの旅を経験し、自分を省みることができ、さらに自分以外の人への感謝の気持ちをもてたんだもの。
ラボ・キャンプでは目に見えて成果のあるものを持って帰るわけではないかもしれないけど、かけがえのない財産を手に入れることができます。
一方、今回ワタクシ4回も医療棟に子どもを連れていきました。
そしてばっちり風邪をもらってきたようです(泣)
おかげで年が明けて元旦に日本酒をいただいて以来アルコールを摂取していません。
こうなると願をかけて禁酒なんかしてみようかな?と思ったりして。
なにをかけるかって?そりゃ、もうね、この時期ですから。
あれしかないんですけど。
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