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「だれも知らない小さな国」を知っていますか? 03月11日 (木)
ラボに出会って、絵本の魅力を知ってからたくさんの絵本に出会ってきた。そして、絵本のボランティアをしているMさんに誘われて、月1回のペースで絵本や本の勉強会を続けてきた。(途中参加できなかった時期もあるが・・・)
毎月担当が替わって、自分でテーマを決めてレポートを発表することになっているが、今日は私の担当の日。先月はMさんが大好きな作家「林明子」さんを紹介したので、今回は私の大好きな作家「佐藤さとる」さんについて調べて発表しようと思っていたら、西日本新聞の日曜版の「こどもの本のものがたり」のコーナーに「おおきな木がほしい」が紹介されていた。その中で、小学生だった男の子の話が載っていて、大きな木がほしいの男の子のように、木の上に自分の空間を作るのにあこがれていて、ある日10歳の時に家出を試みたその男の子は、背負っていたリュックに佐藤さとるさんの本が3冊入れていた。それを見たその子のお母さんは、思わず苦笑いしたエピソードが語られているのを読んで、やっぱり佐藤さんの作品はそういう力があるんだな!と一人で納得。
おまけに私の好きな絵本関連の月刊誌MOEの特集も「佐藤さとる」さんで、これって私のため?と思って思わずにっこり!そこで張り切ってみんなも知っている好きな物語だと思って話し始めたら、以外にも「おおきな木がほしい」のお話は知っている人は多かったのに、佐藤さとるさんを知っている人が少なく「だれも知らない小さな国」は読んだことがない人が多いのにびっくり!みんなが知っていると思って話をしようと思っていたので、面食らってしまってしどろもどろになってしまった。知らない人のためにちょっと序文を紹介すると、

『世界は、たくさんの国にわかれています。大きな国もありますが、なかにはモナコ公国やバチカン市国のように、まめつぶのような小さい国もいくつかあります。
ところが、そういう小さい国と比べても、まだけたはずれに小さい国があります。それも遠くではありません。遠いどころか、日本のすぐとなりにあるのです。
―――と、こんなことをいったら、世の人はきっと、びっくりすることでしょう。もしかしたら、わらいだす人もあるかもしれません。でも、わらうまえに、この小さな国の物語を読んでみてください。』

佐藤さとるさんは、小さい頃に小学生全集というシリーズの中で、日本童話集・世界童話集・イソップ・グリム・アンデルセン・幼年童話集・日本文芸童話集・外国文芸童話集・宗教童話集にアラビアン・ナイトやギリシャ神話とありとあらゆるお話を読んでいき、そのうち戦争がはじまって、手に入る本が無くなってしまって、それなら自分で読みたい本を自分で書くよりしょうがないと思って書き始めたそうです。そして、日本では誰も手がけていない長編童話で、日本の妖精が活躍するお話を書きたいと5年もの歳月を掛けて出来上がったのがこの「だれも知らない小さいな国」まだ知らない読んだことがない人は是非読んでみてください。もっと詳しい話を知りたい人は、月刊MOEか佐藤さとる随筆集「だれも知らない小さな話」を読むと、佐藤さんのことがもっと詳しくわかって、佐藤さんのお話がも~っと面白くなること間違いなし!お勧めです。

最後に佐藤さんからのメッセージ「親が子に教えておいた方がいいとおもっていること」
第1は、弱いものいじめをするな!ということ。
第2は、本の面白さを教えること。
 子どもを本好きにするには― 
  ①まず幼い頃から毎日読み聞かせをする。
  ②つぎに親も本を読む。
  ③そのうえで子どもの回りに本をたくさん置く。
第3は、水泳を教えておくこと。(少なくとも水に浮くように仕込む)
とにかく、子どもは親の思うように育たないもの。自分を振り返ってもそれがよくわかる。その自分を棚に上げて、子どもに過剰な期待をかけても、たいていは空振りに終わる。
 自分の子といったって、それは一個の別人格であって、親がどうこうしてやれる範囲などたかが知れているのだ。(随筆集 だれも知らない小さな話より)       
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Re:「だれも知らない小さな国」を知っていますか?(03月11日) >>返事を書く
ゆみねーさん (2004年03月12日 01時12分)

佐藤さんの 『おおきなきがほしい』『ぼくのつくえはぼくのくに』を
小さい頃よく読んでました。
それを思い出したのは本屋でこの本の表紙を見たからです。
私の記憶には、絵とストーリーしか残っていませんでした。
即、購入し読みました。
小さい頃どういうときにこの本をひっぱり出して読んでいたか
はっきりと記憶はよみがえりました。
それほど印象深い本でした。
『だれも知らない小さな国』を近いうちに読んでみたいと思いました。


今娘たちがこの本が大好きでボロボロになっても開いて読んでいます。
幼稚園の頃、長いのに何度も何度も読んで!ともってきてました。
今、小学生になって自分でもよく読んでいます。

佐藤さんのお話は本当にそうなりそうで夢が現実におこりそうで
とっても吸い込まれます。
佐藤さん自身のことをよく知らなかったので今回とても参考になりました。
Re:「だれも知らない小さな国」を知っていますか?(03月11日) >>返事を書く
もんろおさん (2004年03月12日 02時21分)

>「だれも知らない小さな国」を知っていますか?
はい、知っています。
初めて読んだのがいつだったのか忘れてしまったけれど、文庫で読んだ
記憶があります。
多分本棚のどこかにあるんじゃないかな?

確かシリーズでいくつかなかったかな??

『おおきな木がほしい』も昔子供の頃思っていたことがそのまま絵本に
なっているので、なんだか懐かしい気がする1冊です。
Re:Re:「だれも知らない小さな国」を知っていますか?(03月11日) >>返事を書く
トミーさん (2004年03月12日 09時10分)

もんろおさん

確かシリーズでいくつかなかったかな??

----------------------------
そうです。シリーズで「豆つぶほどの小さないぬ」「星から落ちた小さな人」
「手のひら島はどこにある」「ふしぎな目をした男の子」などがあります。佐
藤さんの挿絵はほとんどが村上勉さん。42年間コロボックルの絵を描く続
け、最近は挿絵のほかにタブローも手がけてられていて、東京の三鷹の歯医者
さんに村上勉さんの作品がずらっと展示している所があるそうです。「実際に
治療しながら、絵ってこんなに効果があるのかと驚いきました」という話が載
っていました。こんな絵を見ながら治療されると、緊張がほぐれていいですよ
ね。ただでさえ歯医者はあんまり行きたくない所ですもんで。
Re:「だれも知らない小さな国」を知っていますか?(03月11日) >>返事を書く
ゆみねーさん (2004年04月12日 12時25分)

読みました!
この年齢で読むと自分の小さかった頃を懐かしく思い出します。
セイタカサンやおちび先生のように小人や妖精や天使を見たような
(見てたような)そこにいておしゃべりしてたような気がします。
それから大人も物語を読み続けてもらいたいと、強く思いました。
こういうファンタジーの世界に触れ続けていることが心が豊かになるんだと
本当に感じます。
読み終わって今、私のこのPCの後ろにコロボックルが顔を出しています。
(笑)
トミーさんの日記の記事(この本のこと、佐藤さとるさんのこと)を私の日記
に紹介してもいいですか?
Re:Re:「だれも知らない小さな国」を知っていますか?(03月11日) >>返事を書く
トミーさん (2004年04月12日 22時54分)

ゆみねーさん
「だれも知らない~」を早速読んでくれたなんて嬉しいな!!
佐藤さんの本は、ホントにそんなことが起きるかもしれないという思いを持た
せてくれるから良いんですよね~。私もきっとどこかにコロボックルがいるん
じゃないかと思って、かえるを見つけるとコロボックルが化けてるんじゃない
かしら?な~んて思ってしまう(笑)
前にどんなこと書いたことか覚えてないけど、役に立つならどんどん使ってく
ださい。私ももう一度読んでみようかな?
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