ドイツ
「塔のある町・ローテンブルグ」 30号
ドイツの古都、ローテンブルグ。
今は、ロマンチック街道などと銘うって大勢の旅行客が訪れるところとなっている。
実は、この絵と同じ構図の絵を展覧会で見たことがあった。そのときは、綺麗な町だなあ、と思ってみていた。その後ドイツに旅行して、ローテンブルグの町に入り、市庁舎広場からふと左を向くと、「あ、ここだ」と驚いたのだった。
昔の城壁を残す小さな町。歩くのが楽しい。おとぎの国のような楽しさ。昼も夜も歩いた・・・歩いた。いっぱい描きたいアングルがある。
なんと言っても、30号の絵は構図がいい。見たままが、構図として出来上がっている。
塔から遠ざかって描いたり、小さく描いたり、いろいろ描けるところだ。塔を潜り抜けて振り向くと、また違った雰囲気の絵が描けた。
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