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発表会に向けて |
10月11日 (火) |
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9月の終わりに、小学生グループで冬の発表会のテーマ決めをしました。
テーマ選びは毎回とても頭を悩ませます。
実はテューターには「今年こそピーターパンを!」との思いがあり、
1学期は主にピーターパンに取り組んできました。
1話から4話まで、粗削りでも活き活きとその世界で遊ぶ姿に
やはり、という思いもありました。
でも夏休みの合同合宿から、一部の子ども達の間で
『オバケのQ太郎』が大いに盛り上がり、発表したい!との
強い希望が寄せられ。
そこで、急きょ、オバQもやってみようと取り組んだ結果、
合宿に行った子も行かなかった子も、それはそれは楽しく取り組んで。
オバQをやったら、あーでもない、こーでもない、
こうしたらああしたら?と、ゲラゲラ笑いながら、数か月取り組むだろうみんなの姿が浮かんで、
今の石川パーティには、そんな時間や体験のほうが必要なのではないかと感じられたので、
方向転換、『オバケのQ太郎 スマートになろうの巻』を
発表することになりました。
なのになのに、発表に向けての初回(4日)、みんなの楽しさを半減させてしまったのは私。
あせって表現を決まった形にしていくことにこだわってしまって、
動くよりも、「お風呂はどうする?」「体重計はどうしたらいい?」
みんなの意見を聞きながらも、自分の考えを押し付けがちでもあり・・・。
「先週はあんなに楽しかったのに・・・」といテーマ活動を
させてしまいました。1週間とても反省しました。
そして今日は改めて「発表はみんなのもの」という思いを強く持って、
それをみんなに伝えて取り組んだら、やっぱり楽しい!!
楽しそう!!
先週あんなに話してもすっきりとしなかった体重計の表現、
流れの中で、ごく自然に一人一人の役割が決まり、
大人の私にはまったく考えつかない楽しい表現が生まれていました。
話し合いなどしなくても、息が合うときはこんなにも自然に息が合うものだと感心。
Qちゃんが(4人もいます!)棒を飲む場面。いろんなタイプが
ありましたが、私の目に留まったのは、ラボに入ったばかりの
「りんご」の様子。ほかの子たちは、抱っこしてもらったりして、
背が高くなっていましたが、りんごは透明の棒を飲みこみ、自然に
背が高くなりました。本当に棒が見えた瞬間で、それにも感動しました。
今日は、子どもたち同士で、本当によく声をかけ合う姿も見られました。
実際の発表までには、まだまだ見えない課題もたくさんあると
思うけれど、こういう楽しいテーマ活動を続けることがやはり基本で
なくては、と改めて思いました。
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