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伊豆でのちょっといい話 |
03月07日 (日) |
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実母が旅行先の伊豆で倒れて、はや一月半になる。ほとんど毎週末通って顔を見て、付き添っている父の食事を作ったり話し相手をしたりしている.
毎回いろいろなあったかい気持ちになる出来事があるのだけど、今回はほんとうに心がポカポカになる出来事があった。
私の母のように、やはり旅先で大変なことになり同じ大学病院へ運ばれた奥様をみていらっしゃる男性がいた。偶然の出会いと年齢が近いことから、父はその方ととても仲良くなった.その方は京都の方で父より一月早くから病院のお世話になっていた.知る人もいない土地のため、その方は気晴らしに駅の隣の観光局のようなところを時々訪ねるようになった.いきさつを聞いた観光局のお姉さんが気の毒がって千羽鶴を折りその男性の奥様にプレゼントしてくださったそうだ.それと同時に奥様の病状が回復に向かい、先週車椅子で京都へ帰ることができたそうだ。
その男性は仲良くしてくれたお礼と良くなる事を祈って、その千羽鶴を今度はうちの母にプレゼントしてくださった.それからやはり母の調子が少しずつよくなり始めた.私の父もその女性の方のお心遣いに感激し、実家へ用事で帰った際、桑名名物のしぐれをもってその女性に気持ちと共に渡したそうだ.すると翌日その女性は自分のお母様と一緒に私の母のお見舞いに来てくださったのだ.しかもきれいなお花とまた千羽鶴を持って.
千羽鶴なんてそうそう1日で作れるものではないと思う.それも見知らぬ人のために・・・。天使のような方だと思う.すばらしいと思う。感謝でいっぱいです.
その京都の男性も、時々父に電話をくださるそうだ。それがどれだけ父の心の支えになっているか・・ありがとうございます.
人との出会いのすばらしさ、不思議さ、やさしさを感じた2日間でした.
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