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幼児に学ぶ想像力 09月07日 (水)
 今日はグループ編成後、初の幼児グループのパーティでした。
年長さんと1年生のラボッ子が9月から小学生グループに移動したため
水曜日は年中さん4名のグループです。
全員、PRから続けてくれている子たちです。

先日、「管理しない教育」の大切さを友人のテューターから聞いて
それだ!!と共感した私は、出来るだけこの子たちの心を読み取ろうと思いました。
まずはやりたいSBを聞きました。
Rちゃん「London bridge とFruits song がやりたい!」
Tくん 「Hi やるーー」
Yちゃんはちょっとおねむさんでした。でもすぐに復活!!
Hello はやりたい子とやりたくない子に別れたのでじゃんけんしました。
SBの本を見ながらどんな歌があるか見てPeters hummerもやることに
なりました。

でもRちゃんは今日何やる?と聞いたとき
真っ先に「ありときりぎりすーーー!!」
と言ってくれたんですよ。ラボノートにはありさんたちの絵も描かれていました。

SBの途中で部屋の外に出てしまったTくんを連れ戻しに行ってくれたRちゃん。
成長したな~
Peters hummerも私とRちゃんでなんとか盛り上げ・・・
こんなふうに彼女が私を支えてくれる日が来るとは・・・
感動でした!

そして今日は「ありときりぎりす」
最初の語りは最高です。
It was summer.
The sun was shinning.
The grass in the meadow was cool and green.
The sky was blue, blue as blue can be.
And the flowers ah, the flowers
red and orange, yellow and green blue indigo, violet,
a feast for the eyes:
all the colors of the rainbow.
The stream was singing a bubble song:
bubble, bubble, gurgle, plop!
Someone else was singing ,too.

この日本語訳の美しさに何度も何度も耳を傾ける。
そして幼児たちはこの場面をイメージし大きな白い紙の上に描きはじめました。
最初にTくんが土の中を描き出し
女の子たちは色とりどりの花を折り紙で折り始めました。
この美しい語りを何度も聴きながら・・・

Rちゃんが夏の太陽を描き
Yちゃんがピンクの色鉛筆でお花を描く

Tくん「ここには風がふいてるよ~」と言う。(T:そうだよね~!!風か~と感動!)
そして「アゲハもいるし、かまきりもいるよ」と言う。(自由でいいな~)
「カブトムシもクワガタもいる」といって背の高い木を描き出す。(もう、参った!)

彼の中にはこの場面の映像が映し出されているに違いないね。
想像力は無限に広がるのです。

夏の小川には?
Tくん「ザリガニ!ゲンゴロウ!ふな!めだか! どじょう!」
Rちゃん「アメンボ~!!」

どんどん描かれていきます。
語られていないその奥の風景は他の虫たちも共存する夏の楽しい世界。
幼児はいつも教えてくれます。
語りの奥にもっと広い世界があることを・・・

いっぱい描いた絵を早くママに見せたいTくんはとても満足した様子。
お家でもCDを聴きながら、もっともっとお話の世界を広げてくれるといいな~
RちゃんとYちゃんはさすが女の子です。
砂糖のかたまりを折り紙で折ったり、ありさんを上手に描いたり
お花をたくさん作ってくれてたりしました。

常に与えられた事をするのは学校教育でも出来ますが
想像力をいっぱいに膨らませて
自由にそれぞれが心に描いた映像をことばや絵で表現することは
そういう環境がないとできないのが今の子どもたちだと
思います。

ゆっくり育てていきたいグループです。
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