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一泊ステイマジック |
06月22日 (水) |
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ことしもホームステイの夏が近づいてきた。
参加が具体的に決まっていないラボっ子にとって、またその親御さんにとって、この国際交流の話は身近にあって遠い話だ。
一年かけての準備活動と、壮行会から帰国報告までの中身の濃い夏が、
一部のラボっ子とそのご家族だけのあいだで毎年新しく繰り返される。 すぐそばで起きている出来事であるのに、 当事者でなければなかなか身に迫って実感できないのが実情だ。 だが、考えてみれば、この参加年代に当てはまる時期はほんとに短い。 子ども達はあっという間にこの年代を通りすぎてしまう。
親御さんがまだもうすこし考えます、と言っているうちに、チャンスを逃してしまわないよう、 そのために年齢が小さいころから徐々に準備をしていくのだと改めて思う。 かくいうわたしも、ありがたいことにその準備を親に整えてもらい、貴重な体験をさせてもらった。 じぶんの子が参加し、あらためてこの「ひとりだち」の意義を見つめなおした。
そこで感じたことを、いかにパーティの皆さんに伝えていくのか、
「うちのこは無理ではないかな」「まだ遠い話です」と考えていらっしゃるご家庭が、 なにかをきっかけに「行かせてあげたい」と考えるようになられるなら、それはどんなきっかけだろう? そんな思いで留学生との交流会でホストファミリーをしてみませんか?
とお話してみた。 一晩なら、忙しいご家庭でもなんとかなるもの。 特別なことは必要なく、ご家族がその日用事があって行かれるところへ、 留学生の方といっしょに行くことができたら最高です。
お忙しいご家庭のほうが、かえって楽しいと思いますよ。
おすすめしたご家族は、今回の受け入れがとてもよかったとおっしゃった。 それは、知らない国が、その人を通してぐっと距離が縮まり、一気に身近な国に変わるマジック。 いつもの食事、ふだんどおりの家族の週末のスケジュール。 そこにひとり、訪ねてきてくれた方が加わることで、どんなに世界への窓がひろがるか。。 これは、経験してみてこそわかるもの。 これからも、すこしずつ「ホストファミリー経験者」を増やしていきたい。 3月の震災以降、帰国された留学生の方も多いなか、ここ日本で学び続けようとしている留学生のみなさんとの草の根交流。 こんな時にこそ、開催を決行してよかったと
、みなさんの喜ぶ顔をみて思った。
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