【ラボ・テーマ活動が生まれてきた歴史】(この文章は書き換えられます) |
03月02日 (火) |
|
【ラボ・テーマ活動が生まれてきた歴史】
ラボ・パーティは1966年「こどもの英語教室・ラボ・パーティ」として始まりました。
「5歳から英語を始めましょう」という呼びかけに、5歳ではまだ早いと批判もあった時代です。
それに対して
ラボ・パーティでは、英語を「ことば」として、人間の「表現」としてとらえよう。
母語である日本語と同じように、またはそれに近い形で、英語を習得できる道筋があるはずだと考えました。
なぜならそのこのおかれた環境によっては、自然習得があり得ることはよく知られた事実であり、
こどもたちはそのような能力を持っている。こどもたちの能力を引き出せないのは、こどもの努力が足りないから、勉強しないからではなく、
大人の作ったプログラムがよくないからに違いない。
新しいプログラムを作りだしてゆこうではないか。
そのような気持ちをこめてラボ・パーティは『ことばはこどもの未来をつくる』を掲げました。
英語教育を知識の習得としてではなく、人間のこころの表現としての英語という新しい視点のもとに、
こどもたちとの取り組みが始まりました。母語である日本語の習得の研究からも多くを学びました。
試行錯誤の研究の中で「歌の力」の発見は重要なものでした。
しかしそれにも増して「物語の力」の発見、その後に続く「劇活動の力」の発見は大きなものだったと思います。
そして私たちがそれを発見できたのは、こどもたちのおかげなのです。
1969年に最初のラボ・ライブラリーの物語『サンダーボーイ』が誕生しました。
すぐれた物語がこどもたちにとってどのような力を持つことができるか、
私たちにとって大変な驚きでした。
夢中になっってくりかえし聴くなかで物語の一部や全体がすっかり言えるようになった子、
物語の中で使われたことばを同じような状況の中で自然に発語した子などの事例がたくさん集まってきました。
さらにその物語を使っての活動をさまざまに試みるなかで劇あそび、劇活動の持つ力を
こどもたちが教えてくれました。
紙芝居やペープサートで表現するよりも、実際に登場人物になってことばを発するとき、
こどもたちのことばがどんなに輝くことか。
相手に向かっての言葉の持つ方向、力強さ、ニュアンスまでもが生き生きとしてきます。
さらに登場人物のそのときの気持ちまでもが深く入ってくると、ことばの力強さは増し、
ニュアンスはさらに色つやを増してくるのです。そこではことばを覚えた、繰り返していうことができるというレベルではなく、ほんとうに生きたことばの体験ができるということなのです。
私たち大人は学校の教室で"I am happy."を習って、何度も言わされてきました。
でもそのとき気持ちは動いていたでしょうか?
どんなうれしさもなく言っていたのではないでしょうか?
「言い方」を知っただけではないでしょうか?
これでは「学習」ではあったかもしれませんがことばの「体験」はできていないのです。
テーマ活動の中では、物語の主人公のその状況における、心からの表現として"I am happy."が言われ体験となるのです。
プレゼントをもらったときと友達ができたときのうれしさと書けば同じ"I am happy."ですが
実際のことばではそれぞれ別の強さや色つやを持っているのです。
|
|
Re:【ラボ・テーマ活動が生まれてきた歴史】(この文章は書き換えられます)(03月02日)
|
返事を書く |
|
ハニーさん (2004年03月02日 06時31分)
ラボを知らないかたへラボを語る、特にテーマ活動をわかりやすく語るのは何
年テューターをやっていてもそう簡単なことではありません。
アスベルさんの文章はとてもわかりやすく、まとまっているのでこのままMS
の資料として使いたいのですが、よろしいですか?
それともそれを意図してお書き下さったのかな。
とにかくありがとうございます。
|
|
Re:【ラボ・テーマ活動が生まれてきた歴史】(この文章は書き換えられます)(03月02日)
|
返事を書く |
|
リジータさん (2004年03月02日 08時41分)
テーマ活動が生まれた経緯を、とても説得力ある言葉で語ってくださ
り、私も、使わせてもらいたいと思いました。
「この文章は書き換えられます」とありますが、自分のHPの、ひとつ
のページにしてもOKですか?
OKだと嬉しいです。
|
|
Re:【ラボ・テーマ活動が生まれてきた歴史】(この文章は書き換えられます)(03月02日)
|
返事を書く |
|
まんぎょどんさん (2004年03月02日 09時46分)
いつも、ありがとうございます。テーマ活動について くわしく教えていた
だき心強く思っています。また、テーマ活動がもつ力、育てる力もわかってき
ました。ページにあらたにいれたいのですが、よろしいでしょうか。このまま
コピーできるのでしょうか。他の方の日記等を貼らせていただくときのルール
等あるましたら、やり方も含め、教えていただきたくお願いします。
|
|
Re:【ラボ・テーマ活動が生まれてきた歴史】(この文章は書き換えられます)(03月02日)
|
返事を書く |
|
アスベルさん (2004年03月02日 14時17分)
アスベルさん (2004年03月02日 10時14分)
スミティさん、
ハニーさん、リジータさん、まんぎょどんさん
つたない文章を読んでくださってありがとうございます。
800字×7枚ぐらいで「テーマ活動」を伝える文章を書く
という試みをしています。
いわば途中経過ですので、かなり書き変わると思います。
いざ書き出してみると・・・むずかしいですね
ここも、ここもと直したくなります。
それでもよろしければどうぞお使いください・・・・
引用やコピーのルールですが、みなさんのように本人に一言ことわるほうが
やはりいいと思います
|
|
Re:【ラボ・テーマ活動が生まれてきた歴史】(この文章は書き換えられます)(03月02日)
|
返事を書く |
|
Play with meさん (2004年03月02日 21時44分)
はじめまして。
HPを開設して丁度2週間。
ラボママに背中を押して頂いて思い腰を上げ関西事務局で講習を受けてやっと
できました。ラボママよ地区の得意なRINさんの協力を得て、どんどん進化
しています。おもしろくって、いろんな方から学び、教えていただいた2週間
でした。没頭するたちがでました。ふと「何に向かって発信しているのだろ
う?」と疑問になり悩み始めています。
まだ、ひろば@LABOの使い方も不十分な理解の段階ですが、夢中になった
だけ、早く突き当たっているように感じます。
マイページをのぞいて見て、意見をお願いします。
ママラボとの協力でできているHPです。
こんなにOPENにマイパーティを載せるには本当に勇気がいり、party
に真剣に向き合うのも確かです。
よろしくお願いします。
|
|
自分自身楽しめる限りの範囲でつくる・・・
|
返事を書く |
|
アスベルさん (2004年03月04日 00時05分)
Play with meさんへ
【ひろば@LABO】のページ更新に時間がかかって
今、全部は見ることが出来ていませんが
とても丁寧にホームページをつくられていますね
素晴らしいと思います・・・
私はホームページも情報ツールの一つですから使い方は人様ざまでいい
看板のトップページ以外は『自分自身楽しめる限りの範囲でつくる』
というのがいいと思うのです。
ここまでやらなくてはと思って無理しませんように・・・・
少しずつつくっていっても何ヶ月かすると
すごいボリュウムになってしまいます
楽しんでやりましょう・・・・
|
|